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女優は自分を無くしていき女優となっていく

知り合いの女優さんとお話してるときに

役を演じるときにふっとその人物が入り込んで

自分を乗っ取られるような感覚があるときがある

 

歴史上の人物なんかが案外多いが 架空の人物なんかでも

それはあって

特に昔から演じられてる架空の人物の場合は結構ある

 

役を終えた後にも抜けきらないと感じる場合もあるって

その時思ったのがですね

 

当たり役とかあるじゃん?

役が一人歩きするよかって

 

あれっその人物が独り歩きしていくんだろうな~と思って

架空の人物なんかでも

 

多くの方が昔から演じてたというのがポイントで

多分演じる側も 見る側も集合意識でその人物を

作り上げちゃうんでしょうね

 

それこそ道教の陽神じゃないけど(だっけか?)

視聴者もやはり感情移入してる登場人物が死んだり不幸になると

泣いたりなぜに??と思うじゃん 架空なのに

 

もう一つ思ったのが 当たり役があれば 逆にその役をやって

その人物が抜けきらないと 坂道を転げ落ちるような場合も

あるんだろうな~と

 

お岩さんじゃないけど

 

あと歴史上無念の思いで死んで 恨みの念が強かったりの人物って

例えば崇徳上皇なんか演じたら

 

その役者を通じて恨みを~みたいなのもあるかもしれん

 

ほら、怨霊って意識体はあっても肉体がないわけだから

そこに肉体を手に入れればと

 

なので無念の死とかの役の場合お祓いやらしてからのほうがいいだろうし

その役を終えた後もお祓いやらしたほうがいいかもね~と話を

 

でさらにもう一つ

 

役者ってさあ 男と女って根本的に違わない?って

男の役者が基本私というものを作り上げるとしたら

(役ではなく自分を磨くというか パブリックイメージも含め)

 

女の場合は逆に自分を無くしていく作業が多いんじゃない?って

 

名優三船にしろ勝新にしろ 強烈三船というキャラクター像を作り上げて

 

三船が演じる 勝新が座頭市を演じるという

 

女子は私というものを無くしていき 女優という器になって

そこに役が降りてくるといいますか

 

これ女形なんかもろそうじゃないかと 玉ちゃん(NOT筋)にしろ

トミーにしろ

 

憑依型程よい女形 女優といいますか

 

そこで浮かんだのが 出雲のお国 多分実在したのでしょうが

正直どんな人物かは不明なんでしょう

 

ただこの方めっちゃ憑依型だったんじゃないかなあと

どちらかというと昔の巫女的な

 

京都のかわっぺりのお国像見たときに浮かんだのがですね

 

58608

 

 

 

 

 

 

 

姿はかなり違うイメージですが こんな編み込んだ帽子(というのか?)

を被って 桃の枝をもって

薄桃色の襦袢のような薄い生地の衣類を着て踊ってる姿なのです

踊るというよりふわ~と舞うというか 軽やかに

 

演目というよりも 体動いちゃいます~的な感じの

で周囲にふわ~っと桃の甘い香りが立ち込めるみたいな

 

もしかしてこの方が踊ると 神霊が降りてきていたのかもですね~

この方自身にも はい

 

ま、妄想

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