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我が家の陰陽師事情 最終章

我が家の陰陽道後編DEATH

こちらが前編

こちらが中編

ちなみにすべて私が子供の頃に親せきの年寄りともが集まって話していたのを聞いてた話なので正直記憶はかなりうろ覚え(なので以前書いた記事とも違う可能性大)

なおかつ田舎の年寄りの酒の席の話なのでホラOR持ってる可能性大なので

話半分で聞いてください

 

さて我が先祖は滋賀のど田舎の村の大庄屋なのであっちの山からこっちの山まで我が家の土地

相談者というのも当然我が家の土地の小作人ではなく結構遠くの村からなんかからやってきた(らしい)

大きな川を渡らないといけないので、うちで働いていた下男(当時の表現では多分)なんかが橋のたもとまで迎えに行っていた

そこから家まではいまでも車で相当かかるので当時だと1時間や2時間くらいはかかったと思われる

その間に下男が相談内容やら何やらをちゃっかりと聞いて、相談者の情報を丸裸にしていたらしい

家に通すと、下男と民間の陰陽師なんかしてた投手が野球のブロックサインのようなサイン交換をする

詳しくは忘れちゃいましたが

相談内容が男であればお茶は右手に、女であれば左手に

病気であれば当主から、お金やらであれば相談者からお茶を出す云々と

結構細かく決めていたらしい

あとは完全にうろ覚えなのでそんなことを言ってた気がする~という感じで申し訳ないですが

蕎麦屋の注文のように自分たちで分かる隠し言葉的なものも使っていたと言ってた気がする

ま、そんな感じで昭和のインチキ占い師や教祖様のように事前に相手の情報を丸裸にしていたので

そりゃあ相談者はビックらこいて信じる

ちなみに我が家だけでもなく、知り合いの代々この手の術なんかやってたという方の先祖も似たようなことをしていたと聞いたことあり

 

もひとつ子供の頃に聞いて印象深かったことが憑き物落としのお話

年寄りたちがさも自分の手柄のように威張って話してたのでもしかしたら

昭和に入ってからの話だったのかもですが

 

ある若い女性(確か嫁)が急におかしくなった

今でいえば統失やらの精神疾患

暴れたり何やら凶暴になって手に負えないということで縄にくくられて

連れてこられた(と言ってた気がするがちょっと自信なし)

 

いわゆる狐が憑いた!!ということで憑き物落としを行った

左右から縄を引っ張り女性を川の中に立たせて、頭の上にお揚げを乗せる

エイヤっとばかりに女性を川の中に沈めると頭の上に乗ってたお揚げが

流されていき、狐はそれを取ろうと女性から離れて川に流される

 

そんな感じで落とした~と言っていましたが

よくよく考えると、村の近くを流れてる川ってすごく急流なので

普通に無理じゃないか??という気もしますが

ははは

また昔は呪詛というものが当然避けられないお話なのですが

先祖なんかは呪詛よりも云々~というえぐい話も伝わってますが

流石に自主規制

昔の田舎の術のお話は結構えぐい話が伝わっていてかけないことも多々ある

江戸~明治のころは今ほど灌漑なんかが発達していなかったので田んぼの水の取り合いなんかは死活問題で

結構その手の呪詛というのはあったらしい(多分田舎あるある)

相手の田んぼに流れていく水なんかに術をした~とか井戸に~とか

その手の話もちょくちょく聞いた覚えがあるので

中々業は深い

(井戸に~は代々拝みやさんだった~という方も先祖はやってたと聞いたことあり)

ちなみに我が家には水鏡のほかにも、背中の意識を強くせんといかんという

口伝(というほどでもない)がありその手のことを子供の頃に

やった記憶がある

霊や呪詛なんかは見えない後ろから来るでな~といういい方はしておりましたね(特に呪詛の類は後ろから首絞めてくるぞ~という言い方をしてた)

ま、私の本音で言えば田舎なんかは夜やることもないし

庄屋でたいして働いてもなかったから、今でいうとこのオカルトや怪談話なんかしてたんだろうな~

それをやってるとそのうちネタも切れてくるからかなりの作り話や

盛った話になっていったんだろうな~と案外冷静に見ております

 

今の怪談業界だってネタなんか尽きるから、実録と言いながら創作~というものは多いでしょうし、作品として盛るというのは当たり前でしょうから

何かを企むワルたまこさ~や

苦手な大型犬を呪詛したる~でしょうな~

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