我が家の陰陽道話の中編です
こちらが前編
我が一族と陰陽道(実際には陰陽道らしきものも入った術)
一番最後までやっていた方というのは菩提寺のお寺さんに言わせると
分家さんのお嫁さんということになる
10年ほど前にもう老人ホームに入って~という話を聞いているのでもうなくなっているかもしれない
分家と言っても結構遠い(血筋的に)ので私自身あったという記憶はない
(もしかしたら子供の頃にあってるのかも)
なのでどんな術を使ってたのかは全く不明ですが、
お寺さんに言わせるとお守りというものを出していてそれがとっても効くという話
車が大破する事故になった方が無傷だった云々という話をいくつか聞いているし、村でも結構効果があるといわれていたらしい
ちなみにお守りということで言えば、民間陰陽師でもあった我が家の祖母も
弘法様のお寺でもらってきたお守りに何か細工をして(拝んだか??)
それをいつも我々家族に渡していた
私が事故で二度ほど失明しかけたことがあるのですが(3か月だか
目を包帯でぐるぐる巻きにされ目を開けたらいかんと絶対安静)
父の法事の時に従姉から、ジミヘンちゃん目をけがした時
二回ともおばあちゃんがお守り持たせてなかったってとても悔やんでたのよ~と言われたのでやはり効果というものはあった気がします
さてその祖母のお話ですが
我が一族では蛇の式を使うということで、毎日軒下に卵の黄身をささげていた(子供の頃なので記憶はいまいちですが)
たしか白身は自身が顔を洗っていたのかパックに使っていたのか
そんな気がします
ははは
祖母は熱心なお大師さま信仰で多分40年くらいは毎日弘法様のお寺に
歩いて参拝して熱心に上がんでいた
子供の頃の記憶ではある場所に白龍様のお社がありそこも熱心に拝んでいた
最近母から聞いて知ったのですが
弘法様に行くまでには六地蔵があり、そこの六地蔵に毎日お賽銭をあげていたそうなのでとっても信心深い方ではあった
私が覚えている限りでは、一番よく使っていたものは光明真言だったという記憶がある
部屋には祖母の兄が彫った能面が二つあり、一つは般若
もひとつは翁(だった気がするが微妙)
拝んだりするときにはそれらをつけていたこともあり
般若の場合は調伏とか憑き物落としとかそんなものだったのかもですし
翁(??)的なものであれば増益~的なものだったのかもしれないですが
そこは今となっては分からず
ちなみに祖母という方は家族にしてみるととっても謎の人脈を持っており
えええええ??という方々が何故か出入りしていた
当時は全く興味もなくなんとも思っていませんでしたが
大人になり兄にこのあたりの人間が結構来とったよ~と聞くととても驚く
いわゆる某財閥系の上の人間~政治家なんなんかも
我が家ではそのあたりの人脈がとっても謎でしたが
父の死後、まだらボケの叔母が昔のことをぽつぽつと話し始めるとその謎が
ようやく溶けてきたのです
祖母の旦那が北海道に流れてから、祖母は小さな子供抱えて働かんといかんということで
幼い父と一緒に住み込みで某企業の社員寮の寮母をしていたのです
(叔母は祖母の実家に)
幼い父の認識では寮母だったのですが、生前の父の話を聞くと寮とは思えない
わが父、実は外食嫌いで理由は子供の頃においしいものをたくさん食べてたので外で高い金払ってそこまでの料理を食べるのは馬鹿馬鹿しいという理由
当時住んでた寮の部屋は三間続きでいつも走り回れた~という結構な広さ
母曰く、父の小学校入学時の写真がどこの坊ちゃん??というくらいだった等寮だったという話はちょっとおかしい
という幼少期の父の謎があったのですが
叔母の話で判明したのは実は寮ではなく某企業が中央から役人やら
某企業の役員やらを接待するためのホテルという位置づけのモノだったのです
寮母ではなく支配人的立ち位置で当然料理は一流の料理人が毎日作り
(それを祖母と父も食べる)掃除やらはいわゆるスタッフがするので
祖母は何もしない(もしかしたら接待の場で女将的なことをしてたのかも)
某企業はいわゆる軍事産業なんかも担っていたので
国防系の人脈もここで培ったのでしょう
そんな感じでとっても不思議(というか驚き)の人脈を持った祖母ではありました
ただ祖母がなぜそこの支配人という地位を得たのかは未だ解明できず
ちなみにパパさんは多分祖母のコネでそちらの企業に入っていますが
パパさんお若いころから
結構上の方から祖母経由で赤を辞めたら課長にしてやる云々言われていたそうですが結局赤を辞めず~でした
今思うとよく祖母も父が赤の活動するのを反対しなかったよな~
自分の立場的に絶対嫌じゃんとは思う
ちなみに我が家には一応龍を呼ぶ真言というか文言的なものが伝わっているのですが
正直それを唱えて龍を呼ぶというよりも感じたことすらない!!
なので私的には効果はとっても怪しんでいます
ははは
ついでに水鏡という霊能を磨く方法もありまして子供のころそれは
祖母にやらされた記憶はと~ってもある