NHKで安土城のVRを見ましたが
NHKさん、圧倒的な製作費をかけれるので、時には民法が作れないような素晴らしい番組も作る
(多分シルクロードもそうなのでしょう)
今回のNHKさんは最上階の外壁が青の此方の再現案でした
ちなみに私は子供の頃から慣れ親したしんでる内藤博士のこちらの
安土城派です!!
(岡山城のモデルにもなったといわれるだけに
かなり岡山城にも近い)
こちらはその岡山城
NHKで岡山城特集してた時に、岡山城を作った貴公子宇喜田秀家が
お城全体に覆いかぶさって座っておりました
こちらが戦国一のイケメンと思っている貴公子宇喜田秀家
この座った姿って岡山城そのものと思いません??
お母ちゃんも中年になってから秀吉の側室になるくらいのどえらい美人ですから血は争えません!!
さてそんな安土城、かなり新たな発見もありました
安土城をライトアップして、民衆にも入場料を取って見学させて
その時信長自身にお賽銭を~という資料は以前からあり、
以前は信長自身が神になったと勘違いしやがって!!的な批判的な学説が主でした
私なんかは、日本の秩序の頂点である、天皇を超える存在として信長自身が神と言う立場になるためのパフォーマンスと思ってましたが
(それを裏付けるように、自分を拝めば現生の利益を与えると言ってますし
安土城には天皇の行幸の屋敷が作られており、新たに日本の首相が誕生するとホワイトハウスに呼び出されるくらい、屈辱的なこと
しかもその屋敷は天主から見下ろされる一なのです)
今の額でいえば入場料1万円を取って
民衆に安土城見学させて、最後にお城から出るときに
直接信長にお金を手渡ししてたという驚愕の事実も!!!
ありえないです 普通は
江戸時代なんかでもお城は最大の軍事機密であったのに、戦国の世という乱世にお城を一般開放して
なおかつ信長自身に直接会えるなんて!!(坂道ビックリ)
普通で考えたら敵の間者(スパイ)が入り込んで軍事機密を盗むだろうし
暗殺だって普通に考えられますから
恐怖の大王信長と言う男は、完璧なようで実は案外抜けてる(安心してる)
とこのある愛すべき性格なんじゃないかと思うのです
ちなみに、ドラマや小説なんかでさらっと書かれている
妻のパパさんであるマムシの道三と初対面の時に
通常よりどえらい長い槍を持った信長の部下たちを道三が見て
自分の息子の代には信長にとってかわられるわな~
そんな名場面がありますが
最近知ったのですが、実は武器の製造工場ってそこら中にあるわけではなく
京や堺と言ったとこに集中していたので
自国では製造する技術や資本も普通は持ってなかったそうです
なので長い槍を大量生産とさらっと描かれてますが
普通はそんな特注の長い槍を大量に手に入れることはできなかったのです
信長の場合は、若いころからの経済政策で、尾張領内に自前の製造工場を
作っていたのでそんな槍も作れたそうなんですね~
多分マムシと呼ばれたほどの道三なので、長い槍は戦場で強力な武器になるということ以上に
こんな新兵器を大量に導入できる信長の資本力なんかに驚いたんでしょう
さてそんな安土城、最上階の外壁は青
これは中国の皇帝なんかがお城に使う色らしく、
中国進出というよりも
中国の皇帝を超えるという明確な意思表示らしいのです
そしていたるところに龍が描かれてるのですが
龍は天に昇って天の意思を皇帝に伝えると考えられていたので
信長自身も天の意思と言うものを明確に意識してたのでしょう
ちなみにおらが街の金シャチですが
天主に鯱を乗せたのも信長らしく、鯱=火災除けの意味合いがありますが
だったら龍でもいいじゃん~と言うとこなのですが
龍だと中国の真似になるので、鯱と言うものを信長自身がオリジナルで
作ったという学説もあるそうなのですね~
知らなかった!!
ちなみに1分あたりからの安土城のライトアップイベント
この時に民衆なんかも安土城に入城させたそうなのです
民衆なんか織田信長の顔なんて一生知ることがないので
空前絶後の建造物のライトアップイベント(この規模で行われるのは
多分世界でも初だったのでは)に参加でき
なおかつ天下人と直接会えちゃうなら1万円払ってでも行きたい!!