さて先日の続きの湘南モノレール湘南町屋駅の住宅地で血の匂いを
嗅いだ話DEATH
町屋駅は坂の下の盆地
そこから中央公園を目指して住宅街となってる坂道を上る
すると下の方から血の匂いが漂ってくる
ああ~、この辺り合戦があったのだと思い家に帰ってググると
盆地となってる湘南町屋駅と深沢駅の間で洲崎合戦という大規模な戦いがあった
鎌倉幕府滅亡時に
新田義貞軍と幕府軍の間で
倒幕時の最大規模の戦いらしく一日に60度の戦いを行った場所らしい
こちらが供養塔として建立された宝篋印塔
ちなみに私が山の上の住宅街で見た光景は2種類
一つは紙で作られた胴丸だけしか付けていないわゆる農民兵が
中央公園方面に逃げ惑ういわゆる落ち武者の姿
こちらが中央公園
現在はこんな素敵な住宅街の近くにこんな規模の里山の公園があるなんて!!とVIVA 鎌倉と思っちゃいますが
当時はうっそうとした山だった感じがします
もひとつが、いわゆる御家人と呼ばれる武者たちが鎌倉の中心部に向かって落ちていく姿
こちらは錢洗い辨天の坂を下り、幕府軍と合流して
再起戦を図る、そんな感じの武者が何人も坂を駆け上がっていく
もしかしたら北条氏滅亡の地、鎌倉最大の心霊スポット
東勝寺を目指していったかもしれないな~とふと思ったり
多分この辺りの住宅地も、鎌倉時代はうっそうとした山で
落ち武者狩りにおびえる幕府方の落ち武者たちが潜んでいたり
見つかって殺されていたのでしょう
私も含め、湘南モノレールに乗る知人が口をそろえて
モノレール沿いって暗くてなんかね~と言いますが
もしかしてその答えが、洲崎合戦があった場所を通ってるということが
かなりあるのかもしれないですな~
血の匂いを嗅ぎながら葛原神社に向かい、そこから大仏ハイキングコースに向かう
おお~鎌倉は自然あふれるスモールシティなので小高い山に登れば
海が見えます
街は鎌倉中心部DEATH
入場料がかからない場所でさりげなく大仏様を拝む
小池栄子ちゃんってマジ大仏顔だよな~
江ノ電撮影スポットの面掛け行列でも有名な御霊神社
週末は当然撮影スポット状態!!
大人気古民家カフェ、カフェ坂の下の店の前から由比ガ浜を望む
前方のスタイリッシュなお二人は
林家ペー&パー子(もしくはペコ&リュウチェル)に違いない
おい!!ピンクを着てないじゃねーかYO!!と一人突っ込み
ちなみに未だに大仏様は拝観料払ってみたことがないDEATH
(門の外からしか)
ははは
次回は洲崎古戦場をじっくりスピ散歩する予定DEATH
私のリーディングの感覚ですと
鎌倉御家人は幕府滅亡時にも逃げたりせずにとても勇敢に戦ってますが
それは北条家に忠誠をというよりも
いわゆる一所懸命というやつで、自分たちの父祖伝来の土地の権利を
守ってくれる幕府に忠誠を尽くす
そんな感覚なのです
その辺りが今週あたりに非業の死を遂げる実朝坊ちゃんが分からんとこだったのでしょう
鎌倉の御家人たちが頼朝に味方をしたのって、結局平氏政権では自分たちの土地の権利を認めてくれない
頼朝は関東に島流しにあい、そのあたりの御家人の悲願を分かっていたので、鎌倉独立国=自分たちの土地の所有権を手に入れる政権の樹立
そんな感じで頼朝という神輿を担いだのです
それがよりによって自分たちの土地の所有権を認めなかった
朝廷から将軍を迎えるという暴挙を行った実朝
公暁に殺されなくてもいずれは頼家のように殺されていたことでしょう
ま、御家人の本音としては別に源氏の頭領じゃなくても
自分たちの土地を保証してくれるならだれでもよかったんですな
(ただ源氏は高貴な血なので、担ぐことに抵抗はなかった)
お顔つきがどう見ても鬱な実朝さん
源氏ではなく、都の貴族として生まれたら幸せな歌人として
生活ができたのでしょうな~