先日お世話になってる会社さんに伺ったところ見慣れない女性がいました
歳の頃は40半ばで凛とした感じの女性
思わず、おおお~と思っちゃう感じの古風な感じの方
姿勢もよくすたすたと歩くその姿は天海祐希さん的な感じ(言い過ぎ)
誰ですか~?と社長さんに聞くとうちの執行役員で今日本に戻ってるとこだよ~、
なんで??と聞くので、いやいや、なかなか凄いよな~、ちぃっと別ものな方ですよね~と話してたら、分かります??と言い、その方を呼んでくれました
話してみるととてもクレバーでやはり凛としてる、それこそ薙刀なんか女学校でやってそうな感じ(そこまでの年でもない)
どうやら、とあるそれなりに有名なお武家さんの子孫で、明治生まれのおばあちゃんという方に可愛がられていたそうです
そのおばあちゃんがいわゆる武家の娘とは~と言う価値観で育った方なのでそんな感じになったんじゃないか~
薙刀??さすがにやってませんが祖母が女学校で薙刀やってたそうですと ははは
とにかく礼儀と立つ、座る、歩くという姿勢には厳しかったおばあちゃまでした~と笑ってました
お年気言うたら50半ばでビックリ!!
ちょうどお昼時だったので社長さんと三人でお食事に行ったのですが、なかなか興味深いお話を伺いました
女性の社会進出が叫ばれてますが、なかなか役員クラスまで上がれる女性って少ないじゃないっすか
大企業なんかだと外部のいわゆるキャリアがある女性を執行役員として入社はあってもたたき上げって
そのあたり聞くと、実はおばあちゃんから言われていたことがあり、勝負の時や困ったときはお墓参りに行きなさい、ご先祖様が助けてくれますと言われてたそうなのです
なので勝負の時やピンチの時にはお墓参りに行ってたそうなんですね(それ以外にも当然普通に手を合わせにもよくいくそう)
そうすると不思議とチャンスをものにしたり、思わぬ方向からおピンチが解消される助けが入るそうなのです
お墓参りにもその方のとこはちょっとしたコツがあり、その家の中興の祖と言われる方にお願いするそうなのです
そこの場合の中興の祖というのはお武家さんなのでいわゆる家禄というものがドドーンと増えた時のご先祖様
特に仕事がらみの時はその方が強烈に助けてくれる感覚があるとおっしゃってました
実は同じような感じを受ける方がいたりなのです
その方は文字通り日本を支配してたと言っても過言ではない先祖を持つ家系の方でして
そこのキーとなる先祖さんのお墓参りに行ってもらったらかなり大きな動きがあったのです
それを聞いてふと思ったことがありまして
ここの家も、中興の祖と言われる方のお墓参り強力に後押しくれるよな~
しかもこの方はとても優秀で、その時の政策ってかなりその後の社会に影響与えたから、お仕事やっ社会性に関わることに凄く協力してくれるよな~と感じたのです
ちなみにもう一つ思うことがありまして、我々生まれの卑しい身分の人間には関係ないのですが
その方たちのようにやんごとなき生まれの方の先祖の中にはいわゆる女傑的な女性もいるじゃないっすか
古くは北条政子さんから、巴御前や西国一の強者、立花宗茂のブスな嫁さんや、視聴率惨敗の井伊家の女城主、淀殿や寧々様だってそうでしょうし
そんな感じの先祖様たち、私が感じるに、昔の女性で名前が残るような方たちって華々しいけど相当苦労もあったと思うのです
男尊女卑をえっこらしょっと一跨ぎ以上するくらいの女性蔑視の時代
名前なんかもたいていはだれだれの女とか娘としか残ってない時代
そんな時代に表に出ざるを得なかったって不幸でもあったと思うのです
苦労の連続みたいな
そういう方たちってどう考えても子孫の女性たちを誰よりも助けたい、守りたいと思うし、とってもいとおしく可愛いくて仕方ないのだと思うのです
この中では特に政子さんなんかそうだと思うのです
尼将軍と呼ばれとても激しいイメージの方じゃないですか
私の感覚ですとこの方の激しく強いというのは自分のためというのは一切ないのです
頼朝が生きてた頃はすべては頼朝のため、死後はお家のため、自分たちの家来である御家人のためなのです
大いなる母性の人物だったと思います
ちなみに母性と言っても日本の国民のためではなくあくまでも鎌倉の御家人たちまでへの母性ですが