時代の変革期には狂という因子を持った思想家たちが現れるという説を持っています
幕末なんかでは吉田松陰さんたちであり、第二次世界大戦あたりでは
悪い龍(私的には黒龍)をせおったあの方たちが軍部と結びついて暴走させちゃうという
ちなみに私の中では幕末当たりの本居宣長、平田篤胤、平賀源内さんって実は松陰先生と同じカテゴリーなのです
まあ,狂のカテゴリーと言いますか
中でも源内さんと松陰先生はエキセントリック型狂なんです
ちなみに松陰先生は多動性でも動衝動性優勢型と言う発達障害だったと睨んでます
もうじっとしてられない、これと思ったら即行動起こさないと気が気ではないという
ついでにノイローゼだったんじゃないっすかね??
ちなみにこの手の方が軍事力もっちゃうとろくな結果にならないのですが、幕末の場合は内戦だったのでまだ救われたのでしょう
アメリカやイギリスといった海外との戦いは絶対負けてえらいことになります(第二次世界大戦のように)
幕末はまだ蒸気船がメインなので、移動速度も距離も、ついでに運べる軍隊も少なく、地球が広かった時代でよかったな!
そんな感じで今日は松陰先生の話ではなく、国学の大家、本居先生や平田篤胤さんのお話
この二人一応師匠と弟子の間柄じゃないっすか
厳密に言えば平田さんは生前の本居さんに会えなかったので師匠と弟子ではないですが
基本国学の人のイメージですが
実は私的にはこの二人の狂の部分に共通するものがあり
暦といいますか、天文だったんではとにらんでます
私の持論の中で、思想家が暦に手を出してくと狂っていく説がありまして
狂う=良い意味でも悪い意味でもあって、神がかり的になっていく、
言動が世間の常識からかけ離れていく説なのです
本居さんも平賀さんもじつはかなり天文を学んだ方で
本居さんは地球は丸いという認識をもっており、平田さんに至っては
天動説まで理解してたらしい
地球は太陽の周りをまわってる~って 当時としてはずいぶん進歩的な知識です
ちなみに当時の天文は幕府の天文方という省庁と、安倍晴明の子孫、
土御門家のお家の学問としての天文が2大権威で
篤胤さんは土御門家の門人と密な交流持ってたそうなんすね
ま、そんな感じで天文や暦をやっていくとどうやら宇宙は太陽を中心に
回っとるらしい
太陽っちゅうのは日本のあれだな、アマテラスと言う神さまだから
世界っつうのも日本のアマテラスを中心に回っとるんだな~という
国学に向かうのです
ちなみに私の感覚では本居さんも平田さんも相当狂な人だったんじゃないか
晩年に向かうにしたがってそれは加速して、神がかりと言うか、
ちょっと家族は困っちゃう、門人だって困っちゃうようなおかしな言動が増えていったんじゃないかと思います
ま、ある種の統合失調症的なと言いますか
多分人間って大いなる存在と言うものを本気で感じちゃうと
おかしくなる(この世間の常識的には)
そんなところがあるのかもしれないっすね~