達人への道の続きです
武術なんかの世界では達人は守られているという言葉を結構聞く
合気道でも柔道でも70過ぎたおじいちゃんが若い現役バリバリの
選手をバンバン投げてる姿なんかを見て
手加減してんじゃね??
もしくは、達人って結局試合には出ないじゃん(測定の場)
そんな意味合いで
中にはいわゆる武術の達人なんかが総合格闘技のような測定の場に出て
顔面パンチ受けて速攻で負けることも多々ある(極真空手なんかも)
競技の世界から達人の世界にシフトチェンジしたリアルバキの平さんが
とてもいい言葉を言っていた
結局達人の世界(武術)が総合に出て負けるパターンって顔面パンチに対応できずに負ける
これって結局実戦形式のスパーリングを行ってないからパンチに対応できない、動体視力が落ちてるから!!
この言葉って私の中ですごく感銘を受けたのです
達人というと、約束組手なんかで身体操作を大事にしながら相手を投げる
といういわゆる型的な乱取り中心の稽古になる
(皆さんお年もお年なので)
正しい身体操作はとても大事ですがそれだけでは実践では勝てない
実戦で勝つには結局実戦形式の練習が必須になる!!
これって武術だけではなく術や祈祷の世界でも同じなんですよね~
まずはひたすら型を行って密教なら密教、神道や陰陽道なら神道や陰陽道の体になる(当然頭の中も)
その土台ができたら実戦を数こなしていく
それだ出来ない限りやはり実戦では通用しない
武術や格闘技的に表現すれば理論だけでは実戦は勝てない!!
実戦ではこういう種類のパンチが来て云々といくらシュミレーとしても
実際パンチ体験しないと破壊力やスピードはわからない、
約束組手のパンチと実戦でのパンチってやはり別物ですから
シュミレートだけでは実感できないものがやはり実戦ではある!!
そこで大事なのは何を土台にしているかなのです
格闘技であれば、空手やボクシングがベースであっても結局総合格闘技というもので戦わない限り総合では勝てない
ただ霊の世界の場合は、総合格闘技で勝つというのは微妙~と思ったりもする
結局加持祈祷うんうんというものって霊的存在を介在して効くものなので
その霊的存在が存在する世界観、磁場というものがとても大事
密教であれば密教の世界観で戦う、神道や陰陽道であれば神道や陰陽道というもので戦わない限り霊的存在は動かない(コンタクトできない)
と思うのです
なのでしっかりとした土台を作ってからの実戦ということがとても大事になるのですね~
ちなみに新興宗教や霊能者という方々でも、初代というのは皆さん
結構な霊能や力を持っている(と思う)
じゃないと人が集まんないですから
ただ二代目になると教団云々を中々維持できない
なぜって簡単な話で、再現性がないからだと思うのです
大抵は初代のかたの霊能云々の力で信者さんが集まってきますが
結局霊能者さん云々って型というものを持っていない場合が多いのです
いわゆるその人独自のすごい技というもので
結局型というものを持っていないと再現性というものがないんですね~
その人のすごい技術や能力を二代目に伝授できない
その辺りが弱いとこなのでしょう
ちなみに旧ツイッター(X)でとてもええこと書いてた方がいまして
その方曰く
結局術というものは密教、修験、神道あたりがベースになっているから
そこを通ってきてない人ってね~という内容で
私が思ったのはそこを通て来てない人は力がないというよりも
その技を次に受け渡せれないから一代限りの名人技で終わるんだな~
と思ったのです