皆さん大好きな龍のお話
密教には龍を呼ぶ法というものがあったりする
それをやると実際に来るのです
いや、マジで
何で実際来たかと言い切れるかというと、
それやって、来た龍というのが普通では
考えられないようなお姿で、
普通はいないわな~と思ってましたが、
あとでそこの秘仏を拝見させていただいたら
実はその秘仏のお姿だったのです
それを行う前に、龍ちゅうのは尊大なとこがあるから
表白をよく読んでけよ~と
ご眷属さんのような方に言われまして
(どなたかのかは内緒)
結構表白を読み込んでたのです
表白というのは大抵、こうこうこんな
素晴らしい力を持った立派なお方ですよ~と言う感じで
動いていただく存在をほめたたえる内容が多いのですが
ちなみに、もひとつ言われたことは、
夜叉や鬼神といった存在は
法楽を喜ばれるぞ~、
普段法楽なんか受けてないからな~
夜叉や鬼神を普段から手なづけとけよ~
法楽というものは明るくやらないかん、
暗く辛気臭い法楽なんかすると
ろくなものが寄ってこないぞ~
暗いものによって来る存在なんか
ろくなもんじゃないだろ~
そんなお話を
さてそんな龍ですが、
確かに表白を読む段階からやってくる
その時はなんだか様子をうかがうと言いますか
そんな感じなのですね~
な~んかわしをほめたたえとるぞ~みたいな感じで
ちなみにその龍なんかもざっくりとしたか
水龍とかそういう感じではなく、
ああ~、どこどこの龍がやって来とるな~と言う感じで具体的なのです
それこそ戸隠の~とかそんな感じで
ま、その先のお話は内緒~ということですが
ちなみに龍にしてもなんにしても自然霊であったり、人間のお姿をしていない方々はやはり感覚が人間とは全く違うな~と思うのです
例えば昔から龍というものへのお願いといえば雨乞いというものがありますが
我々人間の感覚では、雨乞いして、田畑が潤って豊かな暮らしができる程度の降雨量が欲しいわけじゃないですか?
ただ龍なんかは人間の適量という感覚がなく、
おお~、雨降らしてほしいんだな~ということで
雨降らすと、中国の大洪水~てきな量なんかを
降らしかねない
だってお前らがお願いするから降らして
やっただけじゃん
そんな感覚
縁切りなんかでも、人間のお姿で、
人間の感覚を持った存在に通じれば
ある程度の常識的な範囲での縁切りになるけど
そうではない感覚のものの場合は、
ええ!!そんなとこまで切りまくるんですか?
となりかねない
その存在が悪意がなかったとしても
そういうことはやっぱ気を付けないといけないと
思うのです
ま、むやみに願掛けすんなよ~
どんな存在につながるか分かんないだろ~と
思います ははは
もしかして、そういう神仏や霊的な存在の意識が
どこを向いてるかというのも重要なのかも
多分観音様のような存在は人間に向いてて、
人間の気持ちや状況まで細やかに
推し量ろうとしてくれる存在で
龍のような巨大で自然界の存在は
人間の気持なんかは推し量らずに
人間の気持ちより自分の意識のベクトル優先かもですし
同じ自然霊や眷属でも蛇や狐のように
体が小さいものは
もうすこし人間の都合も考慮してくれる
場合もあるのかも
観音様なんかは衆生救済という
請願を立てられてるから
元々人間を救おうという存在ですが
龍なんかは、人間を救おうとしてこの世にあらわれた存在ではなく
人間がいようがいまいが元々自然に生息してた存在なんだと思うのです
そういう方々は人間が崇め祀ることによって、
人間という存在を認識したり、
人間の願いというものに興味持ったりはするけど
やはり根本は人間ファーストというよりも
自分たちが生息すること優先なんじゃないっすかね~と
思ったりします
衆生救済は二の次みたいに
そのあたりを勘違いして、龍はなんでも叶えてくれます
みんなで龍パワーをもらいましょ~
というのは違うかもな~
ま、たいていは相手にもされてないので
どえらい目にあうことすらないでしょうが