妄想宮本武蔵です。完全な妄想ですが
物語りもかなり入ってるのであくまでも物語ということで本気にするなYO!!
傾奇者の前田慶次さんもそうですが、行動の根本が認められるだけの力を持っていながらも認められないという すねがあります
前田さんの場合はそれがかぶきものという方向に向かったのでしょう。
この方また取り上げます
ま、生き残れたのも加賀100万石、前田利家公の甥という大名跡があったというのは大きいです
当時の文化人たちとの交流も前田家という名前がなかったら交流以前に出会うことすらできなかったと思います何といっても太閤秀吉に次ぐ
日本で2番か3番目くらいの権力者の甥ですから!!今でいえば二階さんと三菱財閥を足したようなおうちの甥っ子で
しかも日本で二番目の軍隊持ってる家柄みたいなものですから!!
さて武蔵さんですがこの方が一番ほしがったのは徳川御三家筆頭
尾張家への兵法指南としての 仕官だったんじゃないかとずーっと思ってるのです 私の中では
当時の兵法家全般そうですが、特にこの方は過剰なまでのパフォーマンスというものを感じます
ただそれが身を結んだかというと逆効果で
武蔵さんはいかに自分が人間離れした強さというアピールですが
時代の為政者はもうそれを必要としない、もっというとよしとしない時代に変わってたのです。
今風に言えばやたらと喧嘩の強かった武闘派のやくざの親分が、暴対法に締め付けられる今の時代に本家の親分衆に疎んじられる、
今必要なのはスマートな頭と身のこなしのお金をたくさん本家に持ってこれる経済ヤクザ!!
それが分かっていない昔気質の武闘派親分的な感じと言いますか
逆に将軍家の剣術指南役となった柳生但馬守はそこを誰よりも分かっていたクレバーさがあったんだと思うのです
ま、武蔵さんはヤクザで重要なのは金稼ぎじゃねえ!!喧嘩の強さだ!!とばかりにやたらと武器を買い集める昔気質のやくざなのでしょう ははは
残念ながら田舎の礼儀作法もしらない、ただの荒くれもの的に大名たちも武蔵を見ていたのです
この方いろいろ才があり器用そうに見えますが実は一番大事な生き方が不器用、スマートではないのです
後年それを非常に悔いてたきがします
五輪の書って色々言われますが私的には案外後年書かれたものじゃないかと思ってます。武蔵作ではなく
それを反面教師に養子の伊織に接したんじゃないかなあ
いわゆる豪傑タイプはこれからはあかんぞ!!って
なので伊織さんの印象すごくスマートです。今だったら武蔵が宮本組組長でも、伊織には子供の頃から高度な教育受けさせて、
高級官僚になってるだろうし武蔵はさせたんじゃないかなあと思います(実際有能すぎる家老になりましたし)
さて武蔵さん、もっとも意識してたのがやはり柳生さんです
将軍家指南役の柳生但馬守さんにたいしてはライバル意識はないです
俺のほうが強いと
ただ後年但馬守サンに対しての評価
すごく変わります。それは後ほど
興味の対象は尾張柳生の総帥名人と謳われた兵庫助です
このあたりは小説でもかかれてますが
小説ではどれくらい強いか確かめたいと武蔵は思ってるように描かれてますがですが、実際は俺のほうが強いと
示して指南役の座を奪い取りたいだった気がします
だって武蔵は傲慢な男だもん ははは
ちなみにそんな武蔵を見て柳生但馬守はバカな男だな~と見下していますが、自分の息子,梟雄と謡われた十兵衛さんをみて、こりゃあマジヤバイ!!
こいつは武蔵と同じ志向を持ってると思ったのでしょう
十兵衛が将軍家光の勘気をこうむって小姓を首になったのも、実はこいつはいつか問題を起こす!!と感じ取って父である但馬守自らが将軍から遠ざけ、なおかつ実家の柳生からも切り離したのだと感じます