後藤又兵衛のリクエスト、受けましたよ 笑
凄い遠いですね、ってことはこの世に未練もなくです。
基本伝えられてる通りの方です。
もう凄く自分に自信ありで(その通りの実力と部下へのカリスマ性あり)主君長政を見下してます。口先だけ上手な青二才的な。
軍事は自分に任せて口出しするな、と。
でそんな感じなことは本人にいつも言ってますし
多くの家臣のまえでもそんな感じのことを平気で言います。
戦評定の席で長政は何度も恥をかかされてますし、逸話の長政を助けなかった等も真実です。しかも黒田家にいるときはこの人、他家にも本当に武名の高い男でした。
性格的にはいわゆる世間で認識されてる福島正則です。
で正則の太閤さんのように如水に心酔してます。
自分を使いこなせるのは如水だけだと。
で如水もこのいのしし武者をとても愛してますね。
戦術的にはとても直感的です。幸村とは対照的で理詰めでは全く考えない。
その場で感じたもので戦術を建てますがその能力がとても高いです
戦場ではとっさの判断力がとても高いので部下から心酔されてます。
ここまでの直感型で結果出す人、珍しいです。本田忠勝なんかは実は凄く理詰めの
所もありますし。
ここまでの直感型で結果出す人、珍しいです。本田忠勝なんかは実は凄く理詰めの
所もありますし。
その辺りの対照的な感覚が幸村と信頼し合えたのでしょう。お互いの能力と人間性を高い
レベルで信頼しきってます。盟友ですね。
で如水死後はこの人浪人して仕官も長政に邪魔されまくりじゃん。
本当は長政はこの人ころしたいくらいにくいですね。もう悔しくて仕方ない。
ただこれだけ高名な男を何の罪もなく殺せばたとえ関が原で戦功第一でも幕府ににらまれるので(ただでさえ大禄だし秀忠には思い切り嫌われてるじゃん)それが精一杯ですね。
その頃の又兵衛はあきらめです。このまま朽ち果てるのだと。今までの自分の行為を振りかえりやはりですぎた、と感じてます。心境的にはかなり落ち込んでます。見た目も老け込み
かつての面影なし。
人前では全く気にしてないと振舞うが。
生活は今で言うキッチンドランカーでさけで紛らわすです。
なので大坂方からの話が来たときは禄やらどうでもよくただ最後の死に場所というか、
華々しく表舞台に立てるということだけでとても幸せです。
捨てた人生最後にまさかのもう一花てきな。浪人衆はみんなそうだが。
なので基本は勝ち負けはどうでもよくいかに華々しく戦えるか、それだけ。
だったのですが。そこに幸村という稀代の戦略家と出会い幸村の戦略を聞き
(結局却下されたが)本気でこの戦勝てる、幸村の戦略と自分の戦の感覚、
秀頼の威光があれば勝てる
と確信してますね。
(でも幸村の意見通らなかったり淀殿ラインが主導権なので段々勝てる見込みを失ってますが)
ただそこに幸村という男は本来ならどう考えても負け戦の戦術の中でいかに勝機を見出すか、という発想と現実的な手腕を目の当たりにしこの人幸村を尊敬し、また一緒に戦いたいと
感じてます。大坂方は結局自分と幸村しかいないと感じてます。
というか完全に幸村の戦略と人柄にほれ込んでおり幸村の戦略を自分が実行する、
それがこの人の喜びになっています。
最後はテッポウで胴を打ち抜かれ落馬と感じます。
悔いはまったくなしですね。感覚としては如水の元で高名を挙げた前半生よりも幸村とともにいた大坂の陣のほうが充実感を感じてます。
ちなみに太閤や秀頼への恩義は全くなし。
で最後は長政への長年のわだかまりもなし。
実は最後の意識って黒田家への心配といいますか。
黒田憎しはまったくなく黒田が今後も栄えるように、との心配なのです。
その辺りの口は悪いが実は性格のよいところが如水にも、また部下にも慕われた
要因では?