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観音様のご慈悲と現れ方

如意輪様いわく

人々の願いも苦しみも行者が背負う必要はない

どれだけその方たちが辛いかを共感しそれを私に伝えなさい

教えなさいって ま、思い込みなのかもですが ははは

結局どれだけ激しい行をつもうが法力を得ようが
人々の心に寄り添えない人には神仏は動きません

そんな感じなのです

やっぱ社会でいろんな人と出会って経験して

喜びも悲しみも共感できる心、そこをはぐくむのが
大事なんです

えらそうなことを言いますと

本当は同じ経験なんかはできないですし、ほんとうに理解はできないかもですが共感はできますよね~

辛い思いをすこしでも汲み取ってそれを何とかしてあげたい

多分そういう気持ちの積み重ねなんでしょうねえ

大事なのは

ほんとうに必要なことってどれだ その共感できる幅を広げれるか

困ってる悲しんでる方の気持ちだけではなく

その人を取り巻く大切な人たちがその人を失うことで
どんなに辛いのか、まだまだ必要なのか

その声までも神仏に届けるとよいのです
神仏ってちゃんとわたしに教えなさい~

伝えなさい~って言ってますから

実際は神仏様はそんなことなんか当然分かってると思うのです

 

どれだけ大変でどれだけ回りも心配して悲しんでるかって

 

それが聞こえないのはただひたすら一方的に
お願いを通そうとおそうとするからではないかなあ

とえらそうですが、おもったりの次第であります

 

他の仏様は知りませんが、観音様という方は多分慈悲深いお方なので

いわゆる行者さん的にひたすら拝み倒す、私の神通力で御仏を動かして見せましょう

そういうのはお好きではないのかも

困った方のお気持ちに寄り添い、深く深く共感してその思いを観音様に届ける

こんなにしんどくて助けてあげてくださいと慈悲にすがる

この方をどうか助けてあげてくださいよ~

そうすると、そんなことはわかってる、百も承知してるぞ~

あんたの気持ちや周りの方々の気持に免じて助けてあげましょう~

 

そんな感じかもしれないですな

なんとなく、お金も権力も持った人たちが、もっともっとお金儲けさせてくれ!というよりももっと弱い立場の方達を救済されたいんじゃないでしょうか?

もしかしたら観音様という存在が慈悲そのものという存在なのかも

観音様なんかでも11面さまや如意輪様、観音七変化という言葉があるくらい様々なお姿がいますが

そのお姿によって慈悲の種類、現れ方の違いはあるのでしょう

あえて厳しくも慈悲です、そんな感じで

ただその様々な現れ方もすべてが慈悲なのでしょうな

 

 

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