さて以前ホリエモンが日本のすし屋の子弟制度、あんなの時間ばかりかかっていらんがなと言ってました
先日知り合いの華道されてる方から、どうしても師匠についていけない
そんな相談がありました その方師範にもなってお弟子さんもいるのですが
私なんかはやはり必要なんじゃないかと思うのです
一つは技術であったり歴史を継承、伝承という意味において
これ凄く大事
昨今のプロレスってこれがないレスラー多いじゃないっすか~
ジャイアント馬場の最後の愛弟子、秋山さんがよく言うのが
結局今のレスラーというのは受け継がれてきたプロレスというものを白んで不幸だわなと
倒れた時にどの方向から起き上がるとかそういった基本的なことから、馬場さんがよく言う音ということ ドン、バン、ガシャーンが肝とよく聞こえるのが良いレスラー(ちょっと音の表現は違うかも)
どんと相手を投げて、バンとロープに振って、お客さんが飽きてきたらばしゃんと場外で鉄柵にたたきつける
これがリズムよく聞こえるのは良いレスラーだぞという
そういう伝統の継承という意味でもすごく大事だと思います
単にむづかしい大技ができる云々だけではなく
も一つが人生の重しという意味でも
さて重しですが師匠という方がいると人生の重しになるのでもじゃないですか
人間うまくいったり大きくなると調子に乗っちゃうじゃないですか?
上に上がれば上がるほどはしごをはずされたときの落差がでかく
怪我も大変でしょ?
上に行けばいくほど調子に乗るとはしごはずされます
誰にって?世間と部下に霊的には神様とかにも
特にこの国はそうなってるのいです
そうならないためにもこの国には師弟制度があるのです
平成の大横綱貴乃花、人格的には賛否ありますが(私的には圧倒的にマスコミが作り上げたアンチという気も)
こと相撲に関していえばもしかして長い相撲の歴史において最もストイックで喝、相撲というものに敬意を持った力士だったじゃないっすか
力士としてはこれぞ力士の鏡!!というべき姿勢の大横綱
本人の資質も当然ですが、やはり師匠である父貴乃花の存在が大きかったと思うのです
逆にどうにもならんだろ、この横綱話1!の白鳳関
一応師匠という方もいますがエルボーかますわ、万歳三唱するわ正直日本人からしたらなんなんだ!!こいつは!!
よっぽど暴れん坊の朝青龍のほうが可愛げがあった!!ドルジが横綱張ってたらここまで調子に乗らなかったよな~と思うじゃないっすか
やはり師匠という重しが全く軽いのでしょうな 何言っても聞かないと言うか師匠が弟子に何も言えないのかも
オクタゴン理事長【八角さん)は直接の師匠じゃないしこれは誰が言っても無駄じゃないっすか
それこそ後援会に任侠のお偉い親分さんなんかがいて、おい、白鳳、そこに座れ!くらいないと
昭和の時代ってそれがあったというじゃないっすか あまりにも調子に乗ってると、おい、大関そこに座れ、お前調子に乗って素人さんに迷惑かけるんじゃないよ!的な(武道団体なんかでききますよね ははは)
さて西洋のマスターとこの国の師匠って違うとおもうのです
さてこの国では白でも黒といえば黒なのです
たぶんこれ大事なのです 武道でもなんでもそういう世界じゃないっすか
西洋だといやいやそれは理に合ってない
白いカラスなんていないよ、センセー
カラスは黒だよのせかいなのだとおもうのですが
史上最強の格闘家であろう鬼の木村なんかも柔道史上最強の漢であり
かなりやんちゃな性格であったそうですが
そんな木村先生ですら師匠の鬼の猪熊先生には終生頭が上がらなかったそうですからね
頭が上がらないどころか顔見ると逃げちゃうくらいの関係だったそうじゃないっすか
しかも晩年まで
それこそ木村先生がブラジルやヨーロッパに行っていたのも師匠から逃げるためと言われるくらいに!!
逆に言えばそれくらいの師匠がいたから史上最強の柔道家となったのでしょう
すさまじい!!
最後はいつまでも大事にできるか礼を尽くせるかどうか
結構それでその後の運も決まっちゃいそうです
日本はやはり礼を尽くす
目上の者を立てるってメッチャ大事なのです
目上はの方もですがね
弱い方ほど立てるのです年をとられて体が弱っていたり
経済的に弱っていたり
そういう方ほど立てるのです そういうものですから