痴人(知人でした、あくまでも谷崎的表現にこだわる)の方が起業の準備をされてまして
私的にはその業界がよく分かってないということでして
詳しい方や、出店場所なんかで商売されてる方にアドバイス受けたほうがいいよ~
そんなかんじでした
そしたらその方のしりあいにうってつけの社長さんがいらして
その地域で手広く事業もされててお人柄も信用できそう
そんな感じで先日は相談や事務所の候補物件も同伴してくれたそうです
しかも御高いランチまでご馳走に!!
羨ましい!!
事務所候補の感想なんかもメールいただいたり、その社長さんの
こともメールいただいたりと報告いただきましたが
私が素直に思うのが、手広く成功されてる人の勘や感覚って
占い師や霊能者より全然鋭いに決まってるじゃんなのです
経験則に勝るものって結局はないのです
私もお仕事柄社長さんと呼ばれる方に結構会いますが
物件を見極める目というものって
当たり前ですが霊能者や占い師より断然鋭い
特に何件も出展されてる方で成功されてる方なんかには絶対叶わない
例えば凄腕風水師さんが物件を見てこの物件は良い悪いと判断しますが
それって根本はあくまでも風水師としての経験や技術からの判断じゃないっすか
良い風水のとこに住めば繁栄しますという理論体系で物事を見るのが風水師さん
社長さんの場合、結局目的って風水が良い物件以上に成功するお店が
優先順位の最上位
そこの違いはありますよね 山の登り方の違いというものは
その視点で何十年と物件を探し続けてればおのずと磨かれますよね
見た物件数なんか膨大ですし、なおかつ出店した物件で実践&検証を繰り返してますから
しかも自分のお金で そりゃあとんでもなく磨かれますって
私の格言で実践者にはかなわないというものがありまして
いくら机上で高度な理論学んでも実践でトライ&エラーを繰り返さない限り身につかない
それも失敗しても自分の懐が痛まない人のお金ではなく
失敗したら明日の生活どうしよう?そんな感じで人生かけて自分のお金で勝負が一番身につくのです
結局生きた技術を身に着けるってそれしかないのです
人間そんなひりひりとした経験を繰り返すとそのうち経験と言う武器以外にも霊能的な感覚も磨かれる しかも実践で使えるような
本人にしたら全然霊感じゃないけど、我々から見たら立派すぎるほどの霊感なんです
なんとなくこの物件は駄目だと思うわ 人の流れが来なさそうとか
理由はわからんけどこの企画はやめとこう、
逆に従業員には嫌がられますが社長よくあるの、思い付きで始めちゃう
それだって結局は今すぐ始めないと乗り遅れる、会議でうだうだやったり検証で何年もかけたら時流に取り残される
他者に持っていかれる
そういう感覚の場合もあるのです(ま、たいていはそこまでの社長さんではなく普通に思い付きが多し)
経験則から湧き出したその手の勘というのは本当に強いです
これは勝てないと思いますもん 実践的ですし
私の好きな張本さんや亡くなった金やん、あたりの(木口先生なんかも)昭和の根性論の方々
やはり経験則からなんすよね
今どきのダルあたりがあんたらの言うことって非科学的で老害じゃないか!!
それも一理ありますが
結局それだけでは突出できない現実もあると思うのです
だって皆さんとんでもない記録残せてないじゃないっすか??
昔は技術が低いからそんな記録残せたと聞きますが
私なんかはダルあたりが金やんの時代にいたとして400勝できたかというと無理だと思うのです
300勝も無理じゃないか??
逆に金やんや張さんが今の時代で今の技術や栄養、トレーニング、最新のギア使ったらかなり活躍すんじゃないかな?と思ったりなんですな
ま、その代わり当時の根性論ってとんでもない数の屍が並んだと思うのです ははは
怪我なんかで選手生命立たれた人の数も多かったのでしょう
結局それらを乗り越えた人たちってとっても頑丈ですぐれたごく一部の方たちなのでしょうが
私がよく読む武術雑誌の編集長さんや伝説的格闘家さんがよく言ってるのが
100人に一人の達人が残れさえすればいいという世界と
みんながある程度までのレベルに達するというものって
結局トレーニング内容や道場論って根本から違うんだよね
それと同じなのでしょうね
科学的はある程度(といってもとんでもない高いレベル)を怪我もへらしながらであって
前近代的なものって100人、1000年に一人とんでもない人を産みだす
ものなのかもですね
それに耐えうる強靭な精神と肉体をもって生まれ
なおかつとんでもない素質を持った人間のみ到達できる世界
伝説の柔道家、木村政彦先生のお話なんか読んでるとそう思っちゃいます
ま、今だと実業家さんとして成功する人たちもそんな世界の住人なのでしょう