横浜の根岸には外人墓地がありまして。
実は其処は私のお気に入りというか、厳密には好きな場所なんです。
山手の外人墓地は有名で管理もされ基本日本に功績のあった
外人さんの墓地なのですが。
根岸は私生児やらの終戦時の合いの子の赤ちゃんがなくなって
埋葬するとこがないから
ここの墓地に埋められたりとそんな墓地なんです。
ここのことを唄ったゴールデンカップスのエディ播サンの歌もいいです。
(丘の上のエンジェルね)
でなぜここが好きかというと実はなんか呼ばれたんです。
数年前幼い混血の男の子の霊がよく現れていて。凄く気になっていて。
で数年前山崎洋子さんの天使はブルースを唄う、という本を読んで、
ここなんだ、とピンと来ました。
で割と何度も通うようになったのです。
正直余り手入れもされず、歴史に埋もれた感じの外人墓地なのですが
私は凄く好きなんです。
今となっては多分ここに埋葬されてる方の遺族も余り来られてない
感じですし。
ここの子供達の大半の意識は静かで穏やかにあきらめというか。
満面の笑みではなく静かな笑顔。
なんとも表現できないが。
正直行く度に切なくて泣けてきます。
どう考えてもここに埋葬されてる混血の子供って
幸せじゃないじゃん?でも怨むわけでもなくただ静かに微笑んで。
ある意味凄く綺麗な場所になってます(霊的にね)。
近くに小学校があって実は其処の子供達の声やらが
この子供達を綺麗にしたのだな、と感じました。
こういう場合って結構その小学校の子供達に憑依することあるじゃん?
それが一切ないんです。
その辺りを何度も現れた子供の霊に聞いたんです。
自分達ははじめからこうなることは分かっていた。
それは時代が悪いわけでもなく日本の母親のせいでもなく
ましてや本国に帰って一度も顔を見たことのない父親のせいでもない。
ただその時代に生まれる運命だっただけで。
今も別に何が欲しいわけでもないが多くの人に
その時代にこういうことがあったというのを
知ってもらいたいわけじゃない
このまま歴史に埋もれて静かにわすれさられてもかまわない。
ただあなた(私のことね)は分かってくれる気がしたので現れた。
山崎さんの本を知らせたのも自分が導いたんだよ、と静かに言ってました。
もうその姿は子供なのに高僧のように静かで気高かったです。
特に今日のように静かな雨の日は意識は結構その墓地に向きますね。
実は私あまり天使とか興味もないのですが確かにその墓地に行くと
羽をもった子供が
ふわふわと浮かんでるのを感じます。
其処は本当にひっそりとした場所なので。
私も其処に行って何かをするわけでもなくただいるだけです。
その場所はなんとなく他人が供養するとかしては
いけないと感じる場所です。
ただ静かに歴史の影にあるべき場所というかね。
この時代の空気感とか この漫画すごく描けて好きです
安倍譲二原作の
RAINBOW -二舎六房の七人
おすすめなので ブックオフで見かけたら読んでみましょ