皆さん大好きなお稲荷様と弁天様のお話です
芸事や商売される方の信仰集めてますよね
有名人なんかでも結構信仰されてたりします
さてその違いは？なのですが最近ふと思ったのです
というか江の島に行ったときにふ～と浮かんだといいますか
そりゃそうだと腑に落ちたのです
こちらは江の島の宝物殿、有名な裸んぼうとはっぴの
弁天様がいらっしゃります
ここにお参りしてた時なのです
弁財天って財がつくし銭洗い弁天～なんかのイメージもあって
福徳、財運のイメージだけど
実は商売ではなく芸事が上達する神様だよな～って
ま、本来は戦の戦勝祈願なんかのおっかない方がメインかとですが
戦がなくなり世の中が平和に向かった江戸以降なんかだと
歌舞伎なんかの伝統芸能や実は芸事が大事な遊女さんたちであったり
芸の上達なんすよね
こちらは末社としてひっそりたたづむお稲荷さん
逆に神道系の稲荷って芸事ではなく商売繁盛なんだと思うのです
昔の商家や企業なんかが祀るのって正しいと思います
ジャニーズが弁天様ではなく赤坂の豊川さんを信仰というのって
すごく正しい
お稲荷さんは大衆的といいますか
商売でいえばそんなに高くないものを量販するイメージなんです
日用品であったりCDやコンサートなんかも広い層から支持を受け
何十万枚、できればミリオン、
そんなのに向いてる神様
弁天様は商売の～で考えると、自分の芸を高めて極めて
その芸で客を生み出す、そんなイメージなので
やはり歌舞伎やらの伝統芸能であったりジャズやクラシックのように
自分を追い込み、技術とセンスを磨く
そちらを優先、セールスも大事だが一番の目的は芸道
そんな感覚なんですね～
さて密教系のダキニ様は？なのですが
我が家のダキニ様なんか祀ってると神道系のお稲荷様の部分もなくはないけどどっちかというと弁天様に近いような感覚なのです
我が家のは剣ではなく稲穂を持ってるので幾分穏やかですが
これが剣であれば戦勝祈願であったりそちらの色の強かったころの
弁天様よりかな～と
さてダキニ様、すごく怖いと言われるじゃないっすか
我が家のダキニ様なのですが
この方何は一番請願かな～と拝んでたら
福徳云々ではなく仏法の守護なんすね
仏法を広めるではなく仏法を守る、守らせる
そんな感じなのです
確かに護法善神ですもんね
この方に限らず護法善神と言われる方たちってご利益なんかも
仏の教えに目を向けさせる方便であって、なおかつその願意というのも
仏法に沿ったものじゃないとNGなのですね
しかも外れているものを強く願おうとしたり仏法から外れた行いなんかを大幅に行おうとすると
私の感覚だと眷属の狐さんが大いに怒ってガブリと噛みに来る
噛むという生易しい感じではなく食い千切る、そんな感覚に近いかも
よほどであればダキニ様もお怒りになるのでしょうがそこまで行くと
多分中々納めれない状況になるのでしょう
このあたりの状況をしてダキニはおっかないというのでしょう
ただこれもダキニ様が悪いのではなく原因ってえらい状況をおこした
その方にあるわけでして
なぜそうなったかまで考えが至らずにただただ状況だけで
ダキニ様にお願いしたらおっかない目にあった！！
そう言ってるんじゃないかな～
ま、あくまで現状の私の低い理解力でのダキニ様に対する感覚なので
もっと理解力があったり祀り切れてる方なんかは
いやいや、ジミヘン、まだまだだね、わかってないね！！
鼻で笑われそうですが
