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尊厳死、安楽死をジャッジする側

ペットが看取り状態で 末期がんで歯茎や皮膚も溶け喉にも穴が

鎮痛剤とステロイドで人工的に生きているという状態で
意識もまだありアイコンタクトもできるという

 

安楽死は考えていなかったが 現時点ではそれも考え始めているが

踏み切れなくて飼い主さんとても苦しまれている状態で

考えちゃいます 私も気持ちとしては安楽死もとおもいますが
自分が命を奪っちゃう そのボタンを握っていて

自分の意思ひとつで という状態になったら 決断できるか自信ないです
もしかしたら 自分がボタンを押すのが嫌だから 早く安らかに召されてほしいとおもうかもです

これって正解はないとおもうのです 逆に言えばどの選択をしても
失敗はない 間違いではない 誰もひなんもする権利はない

すべての選択(たとえ何も選択できずにそのまま亡くなっても)
が正しいとおもいます

ペットにしても それほど長い間お世話をして愛してくれた方が
自分の最後を 考えて考えて選択してくれたことに

不満なんかあるはずないです ただただ感謝しかないとおもいます
安楽死を選べず 長い間苦しんでも 安楽死を選んで 亡くなっても

ペットは本望だと感じます 今の状態で 自分の命を自分でどうすることもできない状態 その状態で最後まで 自分のことを胸が張り裂けるほど

本気で考えてくれて ありがとうという感じですね 伝わってくるのは
最後に苦しませてすいません という気持ちもありますが

なんとなく それは表に出すと飼い主さんが 死ぬまで苦しむから
出してはいけない感情 っておもってます

こいは私の感覚ですが 確かに苦しいですが 苦しさは我々がおもってるよりは少ないのかも?

意識が覚醒状態のときは苦しく混濁状態のときは 苦しみはなく
飼い主さん一家とすごした楽しい時間の中にいて

幸せなんだとおもいます 人間風にいえば この家庭に飼っていただいてほんとうに幸せです 生まれ変わってもこの家庭がいいなあとね

尊厳死 安楽死 これは難しいです 医学が進歩して 昔だったら
なくなってる方たちが 命が永らえ すばらしいことですが

今後は 尊厳死、安楽死の選択 という人生でもっとも過酷な
ジャッジをしないといけない可能性増えてきましたから

いろいろ考えちゃいます
もしかして人間 死ぬべきときに死ねないのは 本人もですが
それ以上に周りも不幸かもですし

かといって 命が助かったことでみんなが喜び幸せにということも
多々ありますし

現状の私の考えは その選択がよい悪いではなく
ご家族さんは 胸をかきむしられるほど悩んで 出す選択なので

それを周りが文句言ってはいけないし すべての選択が正しいとおもいます

前提条件として 愛情で選択しているというのは 当たり前ですが

たとえばこれが 人間で大変な認知の方の老ろう介護

介護者がこれ以上は体も心も生活も破綻してしまう
私自身が不自由になってきたから という理由で尊厳死を

選択したとしても 私は責めれないですから

どんな選択をしても 何も選択ができなくても ペットはそこの家庭で
生活できたことに感謝なのです

ご自分を責めずに 自分のせいで飼い主が悲しむ それが一番ペットにとって悲しいことですから

それがペットが成仏できない一番の理由なのかも
楽しかった思い出を 今こそ思い出して 残り少ないペットとの時間を

一緒にその思い出を共有しましょう それが一番ペットのためになる気がします

 

今後人間なんかも尊厳死という問題が出てくるかもじゃないっすか

そこで選ぶ選ばないのジャッジをした人って一生重い十字架を背負うと思うのです

本音は誰だってそんなジャッジしたくないじゃん

 

そこはやはり周りがフォローしていかないと

どんなジャッジをしたとしても そうだよね

その判断でよかったよねと肯定してあげないとですよね

 

大船渡の監督さんなんかもそうですが

結局ジャッジする人が一番つらいと思うのです

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