さて昔は今のように洒落たスピなんてものはなく、当然自撮り女子や
キラキラ起業、洒落たカフェやホテルのレストラン、そんなものはなかった
ま、一部貴族や細川家のような有職故実~のようなおうちはサロン文化はあったけど
もしかして今のスピのようなことだってしてたかも
というか歌を詠むというのはある意味今のスピ会と同じような
ものだったとも思うのです
ほら、日本の貴族って歌を詠むことが政治だったわけじゃないっすか
歌で鎮める、ほめたたえるという
悪いことを言わない、なきこととしちゃえば起きませんという
いわゆる言霊思想で
これよく考えると今のスピなんかもそれにつながってますな~
悪いことからは目をそらし 楽しく美しいものだけ見ましょ~って
さてその貴族社会どうなったかといいますと
当然都は荒れ果て、結局武家の世にとってかわられたという
ま、当たり前ですわな
現実を全く見てないのですから
しかも貴族階級の世界というのは都の中だけで
都の外というのは全く無関心といいますか
どうでもいい場所 もしくはあんなとこに住んでるのは同じ人間じゃないよね~
鬼ですよ、あいつらは!!そんな感覚っすから
ついでにですね
考えてることは 庶民のことではなく自分たちの荘園を増やして
私腹をこやす、
官位を上げて名声と権力を握る、そのためにはライバルを呪詛やあることないこと言いふらし追い落とす
あら、今どきのスポの教祖さんたちと同じじゃない ははは
と思ったり
結構思考や行動が平安期の貴族的かもですな~
ははは
そう考えるとですね スピなんかで信者さんたくさん増やして組織化した教祖さんたちがいかに今後その組織を維持するか
貴族社会の没落に学ぶとこたくさんあると思うのです はい
ま、一つの脅威は当然ライバルの出現ですわな~
あらたな教祖が産まれ信者を取られちゃうという
ま、藤原道長さんに対してのお兄ちゃんとこの息子伊周君的な
そういう場合はまだ同じ貴族同士なのでやりようによっては維持できる
ですがのちの武家階級が台頭したような場合 これが一番厄介
スピで言うとこの世の春を謳歌してた体脱なんかが
全く違うものが大ブームになって隅に追いやられちゃう
そんな感じ まあ時代の流れというかある種の必然的なね
ある種のアカデミックというか なんだか深そうだけど小難しくてよくわからんわ~と言うものの後には
たいていわかりやすくて誰でもできそうなものが流行る
こうやって私のようにすればみんなうまくいく!!
そんな感じなものが
ま、大抵そんなの真似したってうまくいくはずはないのですが
ははは
そんなでうまくいったら世界は億万長者だらけっすから
ま、渦中にいるとそのあたりが見えなくなってますが
周りで冷静に見てる人たちはですね あほだな~
こいつとは距離を取らないと というのが世間なのです