子供の頃祖母の実家の方であったお話です
その村に大きなお屋敷があって そこの女の子と結構遊んだりしてまして
遊ぶといっても山奥なので 小川にとか神社にとかそんなかんじで
そこの家には蔵がありまして その蔵の話を聞いたのです
そこは狗神筋と噂されていた家で そのおかげで所帯が大きくなったって
そのこも意味はわかんなかったと思うけど 狗神筋なんだってとか言ってって
(実はその狗神も我が家がね はっはは だったり)
多分外で噂とか聞いてたのかも
蔵の中はどうやら昔は座敷牢のように成ってたようで おばあさんや 今で言う知的障害の
子を何代かは忘れましたが 生活させてたそうです
今思うとですね 精神障害の子とかが生まれてたら昔は家の評判が悪くなったりとか
あったと思うのです
原因が分からなかったと思うのです 当時では もしかしておばあさんなんかは認知症発症
だったかもですし
なので周りは狗神に答えを求めそのせいだといったのでしょうね
過去記事の 精神疾患=狐つきにしちゃうのと同じで
四国なんかでは狗神筋とか聞くことありでしょうが
滋賀の山の中なんかも案外あったりなのです はい
ちなみにうちの先祖は鋳物師や傀儡師なんかとも交流があったそうです
ま、そりゃあそうだろうな~
正当な土御門系の陰陽師と比べたら
かなり雑多で土着な拝み屋さんだったんでしょうね
民間の陰陽師って