さて過去記事なのですが ということはお忙しく
手抜きです はい
月末忙しいので月末進行なのです
敬愛する水木しげる先生なくなりました。ご冥福をお祈りします。
少し前に連載が休止になってたので もしかしてそろそろと思っていましたが。
お年もお年ですので覚悟はしてましたがショックです。
私、実は悪魔君と鬼太郎以外の漫画大好きだったのです。
もしかして1番好きなマンガ家なのかもです
まずはこちら。のんのんばあとオレ 全ての作家さんの漫画の中で1番好きな漫画なのです。
もうね、読むと号泣なのです。切ないというか 尊いというか。
実は妖怪漫画よりも水木先生の子供の頃を描く漫画がとてもすきなのです。
大好きな昭和史という漫画も、1巻の戦争が始まる前の子供の頃の幸せな水木家の
日常風景が凄く好きでした。
そしてこれも大好きなシリーズでした。安倍晴明、役行者からコナンドイルまで
世界各国の神秘家を描いた作品。
多分のんのんばあとオレの次に好きです。数ある南方熊楠伝の中でもこの方の描く熊楠が
1番好きですし。
新撰組、ヒトラー、平賀源内ETC・・・といったようにこの方が描く歴史上の人物がとても好きでした。
また、鬼太郎は好きではないですが ねずみ男を主役にした ねずみ男、この漫画も好きです。
実は水木作品の一番のキャラはねずみ男なのでしょう。
ケチでいんちきで卑怯で口先だけで でもどこか憎めない。水木漫画の根本ってそんな人間像が
暖かく流れてますよね
そしてこの方のがんばらない主義。私の主義とピタリとまっちしてとても好きでした
心地よかったです。
がんばることなかれ、喧嘩はするな、腹が減るといった数多くの名言を残しています。
また私が常日頃思っていた 人生はいじくっては駄目 という霊能や占いに関しての想いがあるのですが
人生をいじくりすぎてはいけない という言葉を見つけたときはまさに 我が意を得たりでした。
色々な意見があると思うのです。
水木先生は漫画という才能があったからその生き方で成功できたが何もない自分達は、とかさ。
ただこの方 実はメッチャ仕事量多かったのです。がんばらない主義というわりには
毎日締め切り締め切りで。
決して何もしなかった方ではないのです そういう生活をしたからこそ その先の真理に到達できたのでしょう。
確かに この方の書く霊や視えない世界って ?と思うことはありますが そんなのはどうでも良いのです
水木先生の作り上げた水木先生の意識場の妖怪達は世界中を幸せにしたのですから。
妖怪や眼に視えないものを
頭から否定せずに敬って生きていけばこんなに世界は幸せになる もしかしたらそれが伝えたかったのかも知れないです。
そしてその 視えないものとの共存できる幸せな世界が 水木先生が色んな思いをした
戦争で赴任した場所、それも近年の開発される以前の南方だったのでしょう。
作家は亡くなっても作品が残るといいますが でも新作はもうでないんですよ
それはとても寂しいことです。
ですがこの方が描きたかったもの、伝えたかったことはやはり戦争の悲惨さ、
戦争は二度と起こしてはいけない!!だったのでしょう