さてお年寄りは夢で殺されるのお話ですが 認知症ってある意味神様のプレゼントかもしれないと思うことが多々ある
ま、家族や周りにしたらたまんないですが
介護施設や介護されてる方のお宅なんかに行って認知のお年寄りを見ることがありまして
その時よく感じるのが
この方たちってもうバリアを張っていないな~なんです
占や相談なんかによく来られますが
はっきり言ってですね 当たり前なのですが人間って本当の本音の部分は隠します
特に汚い部分って絶対に隠す
なので霊視やらなんかでも本当の根本の部分までって正直分かんない
例えばどうしても付き合いたい相手が結婚してたとします
どうしても結婚したいんです 彼の性格や優しいとことかが大好きで~
という理由をいうとする
でも本当の理由って彼が凄くお金を持ってる、そのお金があれば自分が贅沢を出来る、一生安泰
なのかもしれないし もしかしたら実はその女性の性癖が変態性があって
彼とのその相性なのかもしれない
奥さんと別れて欲しいではなく奥さんを殺してほしい お子さんもいないことにしてほしいなのかもしれない
人間の本音って結構人に見せられないドロドロの部分あるじゃないですか?
その部分って絶対に見せたくないから必死で隠しますよね?
相談なんかも綺麗な言葉で飾り立てたりして
認知の方ってその隠すという部分がもうないのです
なので結構哀しい思いやらしたりします
心の底から凄い憎しみを抱えてたとしたらその理由も受け取りやすい
例えば子供のころから凄く辛い思いして生きてきたとか
それも今と違って生きるか死ぬかの時代だから 生きるために体を売って
子供必死で育ててきたとか
人間って生きていけば自分でも目をそらしたくなるようなえぐいことやったり
思ったりすることって多々あると思うのです
またどうしても思い出したくないような辛い過去なんかも
若くて気力や体力がある間はそういうものって押さえつけたり出てきても
何とかできたりする場合もありますが
年取って身体も弱って気力も衰えたら本気でしんどいと思います
それこそちびっこの頃介護施設なんかにお見舞いに行ったとき
まだ当時って戦争経験された方なんかもいまして
あのおじいちゃんは夕暮れになると突然叫びだすんだよ~という話なんかも
聞いたりしまして
ある時ふとそのおじいちゃんの意識とあったことがありまして
戦争時中国戦線に駆り出されて そこで人に言えない、子供たちなんかには絶対言えないようなひどいことを行っていて
それは自分だけでなく 戦争の狭軌と言う奴で当時はそれを普通に行っていて
戦争が終わって復員して穏やかな時代になればなるほど
その時のことを思い出して狂いそうになる
そんな感じなのです
その思いでは表面に出てきて叫んでしまうのですが
認知症となってその思いや叫んでる姿さえ認識できないから
その辛さを感じない そんな感じなのです
多分人間って生きていくって辛い思いや思い出したくもない惨めで屈辱的な思い
そういうものも飲み込んで生きていかなければいけないんでしょうね