本屋さんでマリー、アントワネット読みました。
あんま知らなかったけど(皆さんと同程度)胸が締め付けられました。
で思ったのが、淀君ととても似てるな、と。
ドドドーっと来ました。
この方と淀殿が結局最後に願った、かつ戦ったのって息子を守りたい!!
ですね。
そしてお二人とも実は凄く気高くて聡明!!
浪費家、おばかなお姫様育ちはこれはやはり歴史的に敗者となったから
勝者の歴史上ですな。
実は淀殿って息子を生き残らせるために凄く政治的にもがんばって且つ効果的なこともしてたのです。聡明な政治力で。
アントワさんは裁判での尋問で。このとき、死刑ありきの出来レースでしたがアントワさんの
話す内容がとても理知的で裁判側は凄く困ってたと感じます。
(死刑にさせちゃう風に持ち込むのが理知的には困難だぞって)。
投獄後は自分よりもいかに子供達を助けるかの戦いで実はそれがこの方の使命というか
本当のいき方なのかも
淀殿も結局はそれでしたね
で不倫相手との貴公子との関係も石田三成との関係もとっても似てる。
二人とも凄く気高い女性なので実は三流ゴシップ誌のような内容の関係じゃなかった感が。
(アントワネットは肉体関係結んでますな 多分 ただ上流貴族のような快楽の追及というよりは
相手の聡明さだったり忠誠心やらに惹かれてとうい感じで)
なので亡命のために逃げる途中でその貴公子にお前はついてくるなと夫のるい16世が
強く言ったのはそのあたりを感じ、嫉妬だったのでしょう
淀は肉体関係ないでしょう。
この方最後まで自分は織田信長の姪というものを強く自負しておりよい意味で自尊心、
気高い心だったと思うのです
三成自身も多分恋心はあったと思いますがそこは仕える身としてというか、この方を守らせて
いただきますって感じでしょう。
浪費家の側面もアントワさんは全く悪意がないのですな 本当に世間の常識がなかっただけで。
だってそういう育ちだもん。しょうがない。
ま、一種のつるし上げでのギロチンパですな。
それこそアマデウスさん同様ある意味この世の常識を全く持ってない天使が地上に降りて
かつ全く悪意のない世間的には非常識な人物だったのでしょう
それがこの世で色んな経験をつんで(ま、どっちもある種の辛酸をになるじゃん)
あの世に帰っていく、という人生といいますか
ま、伊勢白さん式にいえばね。
さてさっくりレポ