先日鶴岡八幡宮に行ってきたときにハッと思ったことを。
今まで神社の結界やらの仕掛けはなぜか上から下にと思い込んでいました。
具体的には屋根やらに仕掛けがあり下に向かって結界を張ると。
でも当たり前だが良く考えたら基本的に下から上なんですね。
たとえば柱の支柱の中や下に仕掛けをして上に向かって。
うちも祖母の実家代々宮司もやってるし
氏神様祭ってる神社もあるのでその辺りのことを
ちょっと聞いてみて話してるとフッと浮かんだことがありました。
神は上から下へ、人は下から上へ。
神社は神様目線(上空から見て神が降り易い、
寄りやすい場所や形式で作ってあり、
社は神が長く留まりやすい。居心地よく作られている)。
朱塗りだったり極彩色なのはむろん厄除けもあるが
実は上から見つけやすい、寄りやすい
ためでは?
人が作るもの(結界等)は結局、地面を支えにして上に作るもの
(地中に埋める等)なのだと。
それが理にかなってるのでしょう。
他の人やらの方法は知らないがうちの結界の基本は地面に円を書いて
その中に五ボウ星書いて中心に人が位置する
(真ん中にチョンがなければ作用しないんです)。
そして円と中の五ボウ星が光りながら(青白く)
回転しながら上に上がる(結界を張りながら)
イメージを描くものが基本ですから。
このあたりは映画の陰陽師で全く同じような描写があって
(確か)びっくりしました。
多分あの映画には陰陽師さんが監修か何か絶対してます。
色々とリアルなとこがあって驚きです。
まあ、つるして結界を張ったりもあるが。
何がいいたいかというと神社の地面には色々と眠ってるんだよ、
ってこと。
また欄間やら壁やらにも色々彫刻あるでしょ?
実はまだ働いてるんです。
特に鶴が丘八幡宮の本殿の扉の両脇の検非違使(だと思います。)
の像ってあるじゃん?アレは凄いね。
リアルに現世に近いとこで働いてます。
普通は仁王様で仏教の守護でしょ?
ここは検非違使。
これには深い意味があるんです。(勝手なリーディングだが)。
誰の草案かは分からないが(たぶんあのひと)
ヒントは武家社会に対する力への対策と
源氏の守り神ってことです。
すると誰に対するかって分かるでしょ?(実は平家じゃないよ)。
そのあたりは次回に。実は徳川家康もかんでるし、
天海さんや北条正子の親父もかなり噛んでそうです。