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疫病と呪詛

さてある所に行ってきたときに ある光景が浮かびまして

そこはその地域(むかしでいう甲斐の国とか統治していた地域を見下ろせる場所)を見下ろせる山で

 

そこにそこの領主と家臣たちと怪しい一団がいまして

いわゆる国見というのを行ってました

 

国見って自分の領国を眺めて あそこに防衛線として土塁を築いて

あそこには寺社街を持って行って 攻められたら寺社を防衛線として使って~とか

 

町割りをしたり はたまたいわゆる国誉めという

自分の国はなんてすばらしいんだと互いに褒めあって

それを神にささげたりしていました

 

さてそれが終わり風向きが変わると

その一団が逆方向を向き何やら始めるのです

 

祭壇なんかこしらえて

どうやら逆側は敵の領地で

 

そこに向かって呪詛をしてるようで

 

丁度山の尾根伝いに風に乗ってその呪が敵の領地に

さ~っと流れ込む感じでして はい

 

 

ああ、呪詛って風に乗せる場合もそりゃああるよねと

でババーんと頭の景色がその時入れ替わって

 

中世の都になったのです 多分奈良時代

どうやら朝廷の権力闘争のころ

 

とある呪術師が都を見下ろせる山の上で釜の中でぐつぐつ煮てる

ガマだったり蛇だったりいわゆる毒を持ってると言われるものを

 

でその煙をもうもうとたて 風向きが都に向かったとき

なんだかごにょごにょと唱えて

 

その祝詞と煙と意識を一緒に都に流すのです

で次の景色が

 

都疫病大流行で皆さんバッタバッタとなくなってる姿

 

そっか~ 疫病って呪詛としてはやらせようとしてたかもな~

実際それができたかどうかは分かんないけど

 

何のため?って権力者(たぶん時の天皇)を退位させるため

古来って天変地異や疫病といったものや社会不安が起きるのは

統治者の徳がなくなったためとされてたじゃないですか?

 

なので天皇の徳がなくなり統治者 祭祀者としての力がなくなったとアピールをし

 

その勢いで退位に持って行く そういうことが何度もあったんじゃないかな~と思ったり

 

多分ですが似たような事って各国(国内の)で行われてた気も

お世継ぎ争いで

 

ま、有名なとこだと薩摩藩のお由良騒動なんかですね

池上恵観さんの先祖も加わって処罰されたという

有名な呪術合戦の

 

 

 

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