世の中には天才という生き物がいる
自分で言うのもあれですが、ジミヘンさんってばいろんな業界に案外人脈を持っていてすごいと言われてる方や
大成功を収めてる方って案外お会いしてる
芸術の世界だけではなく経済、とってもお会いした例は少ないけど学問の世界の天才にも
天才というものにも二種類ある気がする
いわゆる脳みその回転が速い、思考の回路が優れている頭脳明晰タイプと
常識が裏返っちゃっているような爆発型と呼ばれるタイプ
前者は非常にあっさりしていて今自分が手掛けてることでもあっさりと
辞めてしまうタイプ
後者はいわゆる粘着タイプ(東京藝大なんかにストレートで入っちゃうタイプ)
才能の天才というのは後者なのだと思う
もしご自分や息子さんが才能で勝負する世界に進みたいと思ってたら
後者のタイプかどうかよ~く観察するとええと思っている
さて私の思う真の天才って当然後者
特徴としては四六時中それをやっていても苦ではない
というよりそれをやりたくてやりたくて仕方がないというタイプ
私なんかはやり続ける才能と呼んでおりますが結局天才って
その才能なんじゃないかと思うのです
成功しようがしまいがただただそれをやりたい、一日中でもそれをやっていたいという感覚
教育なんかだとそういうものに出会えるか、与えられる環境か云々という
ことを言いますが
これって結局資質の問題でやりたくてたまらんという資質がないタイプの人間って結局何を与えてもそうはならない
(普通の人間はそこまでのものはない)
才能として、作品として圧倒的に秀でてるものって結局そういう方が生み出すもの
ただ社会的に成功するかと聞かれれば成功しないことの方が多い
逆に思考の回路が優れているタイプの方が圧倒的に成功する
理由は簡単で成功するということは対世間に対しての成功であるので
世間というものを俯瞰できないと無理だからなのですね~
後者の場合は圧倒的な作品つくりがすべてなので
販路をどうする的なことに一切興味がないですから
圧倒的な作品の価値を見出してくれる縁を持っていない限りなかなか世には出れない
(埋もれた才能なんてどの世界でもごまんといる
友人の息子ちゃんもある芸術の世界で中々評価をされることが多いのですが
あくまでもそのジャンルの中の人たちの評価どまりで
世間の評価という運は持ってなさげなので
なかなかその世界では食べていけないだろうな~
でもそれをやめれないタイプなので
親としては悩ましいよな~といつも思っております
今はまだ若くて収入がなくてもそれをやれれば苦にはならない
ただこれが年取って社会的な成功を収めることが出来なくて
家庭もお金もない状態だったら本人は幸せなのかどうかという問題は
やはり出てくる
親御さんの心配もやはりそこですからね
一応私のアドバイスとしては
なるべく親が元気なうちに頑張って稼いで、その子のために何とか資産残しときな~というアドバイスになっております
一度その道をあきらめさせようとしたら息子ちゃん本当に毎日悲しい顔して過ごしていたので
これは取り上げてはいけないと思ったそうなので
だったら親が頑張れ!!としかですよね
(私的には親が子供のために資産作るというのも、その子が持ってる徳分と思っていたりもするのです)