さてわたくしの本職であるコンサル
どんなことしてるかちょっと気になりますよね~
ま、霊能や拝み込みのコンサルですが
実際のお仕事なんかはある一線はきっちりと線を引いている
経営の方針や戦略には自分から口を出さないということ
会社(企業)規模がデカければでかいほどいわゆる経営戦略の部署って
とっても優秀 我々なんかが逆立ちどころか自宅の壁に馬鹿息子と書かれたって太刀打ちできない(BY江角)
それ位認識はできる脳みそは持っている
基本クライアントさんが欲しがるのはジャッジと時期なんですよね~
戦略云々は会社で立てててそれについて成功か否か的な
さてもひとつよく相談されるのが人事
あるプロジェクトの責任者や役員なんかに誰を抜擢するか的な者
ちなみにこのあたりってある年齢以上の経営者さん
(特に創業者経営者さんは)自分なりの哲学をきちっと持ってる方は多い
(いわゆる団塊以上の現在では会長や相談役の年齢以上)
それ以下のいわゆる雇われ社長さんって案外そのあたりを持ってない方が多い
逆にサントリーのあの方のようなプロ経営者なんかは
自分の短い人気の期間だけ結果が出ればええと割り切っていて
任期終了後は焼け野原になるような人事を行うことが往々にあり
(サッカーの監督で言えば任期中は結果を出すが
任期終了後はチームをぼろぼろにしちゃう一昔前のヒディング型)
ま、そんなこんなの人事ですが、一応わたくしなんかも経営の師匠のかばん持ちや叔父なんかからそのあたりの帝王学なんかを叩き込まれ
なおかつ日本史オタの血から導き出した哲学なんかはあるのです
徳無き才人
これが私の人事の哲学
才はあるけど徳がある人物を徴用すると往往にして色々とたくらみをして
大抵は裏切る
挙兵をするも徳のなさから人が集まらず必ず敗走するように
出来ているのです
石田三成公のように、はたまた新選組を作った清川八郎のように
(私の好きな佐久間象山は典型的で口の悪い勝海舟さんは実は才も徳もあった)
ただ徳無き才人にも二パターンあり、忠誠心があるタイプと
野望に燃えるタイプ(自己実現が人生の目的とも)
前者は当然三成くんで後者は清川君
前者の場合は自分が手のひらで転がす器量やカリスマ性を持っていれば
とても優秀な部下として使っても大丈夫ですが(生きてる間は)
後者はぜ~った重用してはいけないのです
ま、そんな話をすると皆さん自分の腹心たちの経歴と生年月日持ってきますが
ははは
ま、気になるわな~ 寝首掻かれたくないし
ちなみに私なんかは命式以上に面見りゃわかる、話すりゃもっと分かる~
という人間なので案外ジミヘンさんのお仕事って
そういう方なんかも同席していただきながらお食事しながらたわいのないお話することが多いのです
皆さん色々相談やら不思議なお話聞きたがりますが
実はそういう場って人物観察してるのですね~
さてそういう席でこの人できるよな~という人物も結構いる
(当然皆さん優秀ですから)
そういう方々の共通点の一つに無駄なことを話さないということがある
叔父の帝王学の一つに沈黙は金になるという言葉があるのですが
交渉時なんかに沈黙というのは時にとても有利になる
相手にしたら腹の内が読めないし、何か大きな武器を仕込んでるんじゃないかと誇大妄想を大抵は抱かせる
(特に相手の規模がデカければでかいほど脅威を与える)
自分に交渉に有利になる武器が何もない時は自信持った態度で沈黙守っとけ!!相手は勝手に妄想して条件やら何やら先に出してくる
と言われておりましたが
やはり賢い経歴の方が沈黙を守っとるとなんだか見透かされてそうな気分になっちゃいますもんね~
それで返答がと~っても適格すぎる返答なんかされちゃうと
そういう人物は腹の底が読めないので多分才があるのでしょうから
あとは徳の有無なんですよね
徳のある方って沈黙をしていても案外いや~な感じはしない
徳のない人って基本接していても下品でと~っても嫌だな~と
感じる何かをやっぱ持ってる
みんながんいや~な人だよな~と感じる何かを持ってるから人が近づかないし損得でしか人間関係を作れないんですよね~
長くなるので続きます
ちなみに人間って案外うまいことできていて
才と徳を両方持ち合わせてる方って稀なんですよね~
大抵はどっちも持っていない
中にはどっちかを持ってる方もいるという感じで
どっちが幸せかというと時期による
人生の目的は自己実現という時期であれば才が勝る方
その時期を超えたかた(あきらめた方)は当然徳が勝る方です