赤備え井伊直政さんリーディングパート2になります
直政さん、現在生きてれば中性的なイケメン枠にされちゃうタイプ
同じ枠には姫若子と呼ばれた土佐の英雄長曾我部元親公や
源義経公なんかがいる
現代では中性的イケメン枠=モテルということで大人気ですが
加藤清正公タイプの髭マッチョ豪傑がもてはやされた時代では
女性的な男はと~っても恥ずかし見本!!
特に武将の子供にしたら恥ずかしくて恥ずかしくてしゃーない
(本人だけでなく、親も家来たちも恥ずかしくてなおかつ家の将来がと~っても不安)
こちらは戦国時代に生きてたら超絶イケメン間違いなしの
我らがイケメンマサ斉藤大先生!!
実は私は野盗から大名まで上り詰めた蜂須賀小六の生まれ変わりなんじゃないかと思ってたりするのです
ガチで
中性的でなっさけね~な!!と呼ばれていた武将って皆さん同じような
行動様式になるのです
必要以上にイケイケになるという
姫若子は鬼若子と呼ばれるようになりましたし、直政公は戦では大将らしからぬ先陣を切って戦う男になりましたし
(関ケ原の島津追撃戦では、戦闘機って戦う姿を狙い撃ちにされ、その傷が元でその後死亡)
この辺りは、家中の者たちに情けない姿を見せれば、みんな去っていく、
自分に従わなくなるというコンプレックス(ビーマイベイイベー)の裏返しなのだと思うのです
直政さんって気性もとっても激しく家中の者にもとっても厳しかったといわれてますが、元の性格異常にそう見せざるを得なかった
そんな感覚があります
ちなみにチビ出っ歯と呼ばれる義経公も兵士追討の戦の折
自分が使ってる弓を海に落とした際に、必死に拾いに行こうとするのを部下に止められた際に
敵の大将がこ~んなちっこい弓を使ってると思われたらゲラゲラ笑われてまう!!といった話が残されていますが
チビで非力なコンプレックスの裏返しでしょう(BY明訓里中)
いい方は下品になっちゃいますが
お尻で出世したと家中の者にぜ~ったい言われたくないという思いが
必要以上に猛将を演じさせたと思います
ちなみにお尻で出世しやがってというのは、華も実もある武将とうたわれた
本多忠勝公がガチで言ってそうだな~と思っております!!
お猿さんの秀吉さんが天下を取った後に、
信長の兵を4千人打ち取ってもその中には信長公はいないけど
蒲生の兵を5人打ち取れば必ず氏郷の首が入っとると言われた
私の好きな氏郷公
(信長は負け戦になると兵をおいて一人で逃げちゃうけど氏郷はいつも戦闘で戦っとるという意味)
私的にはこの方もとってもイケメンで
若いころからイケメンな自分のお姿にコンプレックスを抱いてたのでは!!と
思っております
美形というのも時代によっては中々つらいね
ちなみに信長公は姉川の戦いで負けた時、部下をみ~んな残したまま
一人でさっさと逃げ帰りましたが
実は武将としては最も正しい行動なのです
戦で最もあかんことは大将が首を取られること
現在の戦争と違って大将が殺されればその時点で戦は敗北が決定して
領国は占領下になってしまうのです
男は殺され女は侵され財産は奪われと
マジで悲惨な状況!!
逆に言えば直政公や氏郷公のように大将が討ち取られる可能性の最も高い
戦陣で戦うというのは将として愚の骨頂なのです!!
本来であれば武勇に優れた部下のやるお仕事ですから
それをやらざるを得なかったというのもなかなかしんどいね