光る君へで多少興味を持つ方も出たんじゃないかというなら、平安期といういわゆる公家の時代
私的には奈良公園のへずまさんのお仕事のおかげ!!と思っておりますが
この時代って遷都が多かった 教科書的な知識では、ふ~ん、遷都ね~程度ですが、現代に置き換えるととっても大変
いわゆる首都機能移転ですから
なぜそんな大変なことを何度もやったか?
そのためには奈良、平安期の権力者(天皇も含む)たちが何を思ってたか?
こっから知らないとそのあたりわかんないです
呪術も遷都も日本史も、教科書なんかは大仏建立も平安京やらへの遷都も
民が疫病や飢饉で苦しんでそれを救うために~的な
立派な天皇の姿で描いてますが
(こちらは病弱聖武サンと実家第一の光明さん
聖武さん結構尻に敷かれてた感が
新婚さん~に出演したら三枝(今は藤井)が椅子から転げ落ちるね!!)
これ間違いなのです
まず大前提として当時の貴族の中の日本って自分の目で見れる範囲(結構現代風水的とも)
住居は都の中ですから日本国中隅々なんて考えないです
都の外は辺境でそこの住民は野蛮人、鬼くらいにしか思ってないのです(差別主義者、レイシスト)
権力者が何を考えていたか?民のこと?そんなわけは全くなくて、権力者はいつの時代も同じことを考える
いかに権力の中枢に座るかなのです
これは自分がもですがいわゆる(実家)
なので最終的には天皇の外祖父として君臨し権力をにぎろうとです
みなさん自分の娘を天皇の后として男子を産ませその男子を天皇につけようと必死!!
そこで様々な闘争が起こるのです
長屋王のように無実で殺されたり
そんなのばっかでしょ?
聖武天皇の妻光明皇后だって 歴史の教科書には慈悲深く
素晴らしい女性と書いてるけど
実際は権力争いに暗躍ですから
旦那の死後男子の息子がいなかったのですが
いかに自分の実家藤原家の血を天皇家に残すか!!
これに暗躍し娘であった孝謙天皇を(道鏡さんの)天皇にしちゃうくらいですから
ちなみにこの方、皇后の頃も藤三娘って名乗ってたくらいの実家第一の方です
日本史上初めて皇族でない方が皇后になった人DEATH
というかなりいや~な時代な訳なのです
私的には奈良、平安期の貴族たちが仏教にとってもすがった理由の一つはこんな汚い権力闘争に明け暮れてたので、
死んだら成仏できないよな~、
地獄に落ちるよな~という認識を持っていたと思うのです
なので皆様とっても死を恐れ、権力が上がれば上がるほど死の淵でおびえてたと感じます(ま、普通に地獄行き)
権力を持った人みんながおびえてた最大のものが怨霊というやつなのです
権力のトップに上り詰めるというのは真っ黒すぎる
権力闘争の末のなのでその過程では罪もない人間を陥れ
(当然当時は死罪OR攻め滅ぼす)
恨みを買ってるわけDEATH
日本では位の高い人間が恨みをもって死んだほど恐ろしい怨霊になるという方程式(意識場)なのです
天皇、上皇、今でいう天皇の跡継ぎと呼ばれる皇子、
天皇の息子たち位の高い貴族というようなカースト!!
呪術といえばの安倍晴明さん
あんがいキモデブなのね!!
今でいうとこの 私の敬愛する
荒俣宏先生(サラリーマン時代から
1500万円の古本をつけで買っていた&踏み倒していた)と被る外見か?
武家政権となるまで脈々とこれが続いてたのです(武家政権後もですが)
その怨霊というものが歴史も動かしていた!!
その理由の一つが天皇や貴族が基本自前の軍隊をもっていなかったということが挙げられるのですね~
これ何度も書いてますが、公家衆は血の穢れを最もきらうという理由からなのです
となると敵対する相手をつぶすには
血を流さなつぶす方法がとられるのです
そこで頼ったのが呪術!!
(ちなみに相手を陥れ殺しちゃうのも戦にして血を流させたくないのです)
なので首都は何から守ろうとしたか?
仮想敵の兵器というのは原爆や細菌兵器はたまた襲撃ではなく怨霊からなのです
そのための遷都であり風水であり呪術での霊的防衛だったのですね~