在原業平が出てきてピンときたので
古今和歌集とかの勅撰和歌集ってあるじゃん。
天皇や上皇が編纂命じた
あれって柿元人麻呂とか実存かどうか怪しいとか言われてるよくわかんない人のが
多く載ってたりでなんだか不思議じゃん?
でも実は鎮魂というかそういう意味合いもあるんです。
ほら、前和歌で鎮めてたって書いたじゃん勅撰和歌集も同じで。
でこれって何を鎮めたかというとずばり人です。
政治やらで敗者となった人物の怨霊封じと感じます。
なので同じような日のあたらなくなっちゃった人なんかの歌を
多く取り上げたりもして
多くの敗者さんに
あんた達と同じような境遇の歌も取り上げるのは
あんた達の魂を
鎮めようとこっちもがんばってんだよってことね。
ほら、天皇なんかが編纂を命じるって凄いことじゃん。
国家の仕事でしょ?
大仏作るとかじゃなく和歌の編纂だよ、
しかも一人の天皇だけじゃなく何代にも
渡ってって凄いことで重要なんです
500年近くにわたって編纂されてんだよね
そりゃあ文化事業という側面以上に
最大級の政治課題なわけジャン。
ま、国家事業
当時の最大級の政治課題って何かというと、
ま、武家の台頭と怨霊じゃん
編纂がはじめたのが醍醐で花山、白河、崇徳(死後最大の怨霊)、
後白河、後鳥羽、後堀川っていま調べてびっくり。
もうかんぜんにそっち系の人ばっかじゃん。
ま、マジカルでふと癖もふた癖もの方ばかりで
今浮かんだのは怨霊封じと優れた和歌=大いなる力を宿す
ということで
(唄=鎮魂であれば優れた歌になればなるほどマジカルな力が大きい)
優れた唄の編纂=優れた力を集め
(ムロン朝廷に、ここ大事ね、だってこれを民衆や武家に渡してないじゃん。)
=武力のない帝が使う力を集める(血という穢れを生じない絶大な力)
という感じで。
でそれを何処に使うかですがざっと
最初の頃の編纂者みて分かると思うが
この方達が何考えて行動してたかというと
武家に取られた政権をまた奪回して帝による新政じゃん。
皆さんの願望が。
ということはその力はやはり武家に向けられてたのでは。
で信長でも書いたが天皇の戦い方って敵同士を戦わせるじゃん。
でこの頃がそれのピークで。
源氏対平氏だったり尊氏対新田だったり、応仁の乱だったり。
もしかしてそれらにも使ったかも。
というのも戦国時代有職故実伝授されたのって細川さんでしょ?
ここの家って何が凄いって身の振り方。
しかも代々。書くの面倒だがある意味主家への裏切りの連続で
熊本城頂きましたみたいな。
なんて公家的な身の施し方なんだ。
有職故実伝授、凄く怪しい、マジカル
実は公家流の代々伝わってきた処世術の何かがかもね