さて先日はとある老舗と呼ばれる(いわゆる創業江戸期)お店の女将さんと
その後友人さん(旦那とその方も社長)とコンサルという名の
お食事会を
いやいや 立派な懐石はこっちが緊張するわ!!しかも老舗の女将
箸の上げ下げも チェックされそうで ははは
そこでめっちゃ興味深いお話が
代々続くって凄いじゃないですか?会社でも一番むづかしいのって
長く続けることで しかも一代限りが優秀では続かないじゃん?
って話してたら 特に特別なことはしてないんですよ~って
跡取りにもそんな英才教育なんてしないし~って
と聞きながら いやいや どうせ皆さん慶応でしょ~ (イメージね)
って思うじゃん はい
そしたら ただだいだい 大切にしてることはあると
味は時代時代によって少しずつ変えるので 大本だけは変えないという感じで
そこまで代々こだわるという思いはないって
ただ お庭のお稲荷さんと先祖供養だけはしっかりやってますって
それと初代の家訓はまもるようにしていますって
ああ~ なるほど~ やっぱね~と言う感じ
これっていわゆる100年企業と呼ばれるようなとこで
特に企業というより まだ創業者一族が実験を握ってるようなとこ
必ずそれは大切にしますもんね!!
その方曰く 老舗の女将仲間の間で 私が以前書いた記事の創業者の
教え守ってると 創業者が会社を守るというおはなし 結構評判のようで
皆さんどこでもその自覚と経験があるって
ある老舗の和菓子屋は 戦中、戦後 お菓子の原料が手に入らなかったとき
奇跡的に都合ついたり
他のとこは もうお手上げ!!の時に奇跡的に融資が来たりと
創業者が助けてくれたとしか思えないって
でですね そこの家も含めて家訓(会社の経営の教えね)ってどんなことなの?
と聞くと そんな難しいことではないのです
他のとこのお話も教えてくれましたが 基本道徳的なことを商売に置き換えたような
そんなおはなしなんです
ああ、でもそれがこの国で商売するには一番大事なんだろうなと
後ろめたさや我よし のみではこの国では長くつなげることはできないんでしょうね~
というお話してたら
もう一人のかたのお顔ひきつってました ははは
たしかに今の時代 新規参入って大変でなかなか共存共栄なんて言えないですしね~
と言っておきました
ただやはり 先祖供養は大事ですね
今の自分たちが裕福にというよりも 家を繋いでいく 伝統を繋いでいくために
一番大事なことかもと思ったりです はい
も一つ思ったのは 老舗の伝統を受け継ぐのは 息子ではなく 嫁というか女将だなと
女将って嫁だから外部から来た人間じゃん
そういう方が家に入ったほうが そこの家の伝統というものを
次につながないとと強く思うみたいですね~
案外旦那は もうそういうのもいいんじゃないか❓的なのんびりさんというか