以前少し書きましたが、父の姉と言う方は子供の頃からとても霊感が強く
そしてどえらい美人(我が家はおばあちゃんの実家と血が薄くなってはあかんと言うことで、何代かに一度、定期的に結婚をしてたので
どえらい美人や、もしくは弱い人が生まれる確率は高かったと思う)
霊感と言うよりも、統失と紙一重くらいに視えたり憑いたりする人で
中々日常生活も大変だった(と父の死後、教えてもらった)
ま、典型的な近親結婚の美人で精神的に危ういが出ちゃった方ともいえる
若いころから、我が家と一緒にお墓参りや親戚の家に行くという約束をしていても、突然お墓なんかの前まで来て、あそこには霊がたくさんいて云々で行けない~と
突然言い出して家帰ったりが多々あったそうで正直母なんかは
あんま関わりたくない空気が満載ですが
今はちょっとまだらボケ的な状態で、時々会いに行くと、クリアな状態もあるのでその時にいろいろ昔の話を聞くと
この人相当霊的な話を持ってるよ!!と言うくらいのネタの宝庫でした
ははは
その中の一つを
叔母が小学校に上がる前は、まだ祖母と祖父と滋賀の山奥に住んでまして
そのころのお話
ある時、本人曰く狐かオコジョのようなものが憑りついたことがあった
急に熱が出てとてもしんどかったそうですが
当時の山奥なので、お医者さんと言うのも山を下りて八日市あたりまで行かないといなかったらしく
医者にも見てもらえない
すると祖母が叔母の手を引いて、親戚の神社に向かったそうなのです
(祖母の実家は村のいくつもの神社の神主も兼ねていたので)
夜中にあるお社の前に(というか石碑のようなとこ)茣蓙を敷いて、野菜やお米なんかをお供えして
叔母を座らせ、その後ろで祖母が何かをやっていた
(今思えば神主さんがばっさばっさと振るあれを使ってた気がするとのこと)
こちらを振りながらなんだかお経ではない文言を唱えてたよ~といってたので多分祭文なんか唱えてた気がします
(一応祖母は、庄屋兼神主の娘でもあるので祭文や祝詞くらいは唱えてたと思います)
すると石碑から犬の鳴き声と言うよりうなり声が聞こえたと思ったら
身体の中から狐が抜けて山の方に逃げていったと言ってました
ただ本人は狐だと思ってますが、話を聞くともっと小さいので
オコジョとかそっちなんじゃないかと言う気もします
大人になってから、その石碑を探しに行ったら、確か三峯かどこかの
狗をお祀りしてた石碑だった気がするよ~
ただその石碑が神社の境内だったのか、うちが所有してた山の中だったのかが正直覚えてないけどと言ってました
ちなみに祖母方なのかうちの方なのか忘れましたが
四隅に狗(犬だった気も)とかいてその真ん中に狐(だった気が)
と書かれた多分狐憑きの狐落としで使ってたであろうお札を(霊符)
見たことがありましたが
やはり狐関係は犬で落としてたのでしょうね(ちょっと陰陽師ぽいですね~憑き物落しって)
ちなみに熱は引いたそうです 叔母はこの手の話のストックをかなり持ってるようなので、元気なうちに聞いておこうと思います
多分本来は巫女さんなんかをするべき人だったのでしょうね~
ちなみに狐(と本人は思ってる)と言うのは憑いているときは結構
話をしてくるそうです
耳で聞くというよりは直接脳に声が届く感じで
耳をふさいでもその声は聞こえてくるので、ちょっと頭がおかしくなると言ってました(統合失調症に近いかも)
ちなみにその手の憑き物はその後も叔母にはいろいろ憑いて来たそうで
その都度脳内に声が聞こえて、憑き物の声なのか、自分の考えなのかが
ごっちゃになってかなりしんどいし、取り乱しちゃうそうです
かなり興味深いですよね~