さて私の中で日本史上ですごく評価してる政治家がいまして
信長公と大久保さんと家康さんと頼朝さん
ちなみに家康さんは頼朝さんを尊敬してて愛読書が鎌倉幕府の正史
東鑑
政策の端々に頼朝イズム感じます
大久保さんは話すと長くなるので信長さんです
この方見てるとですね未来からやってきた人じゃないかとすら思うのです
未来人というか未来ちゃん
それも昭和というよりも平成以降のベンチャーで世界的企業に
成長させた創業者なんじゃないかとさえ思うのです
発想が未来なんですね~ 転生って過去から未来だけでなく未来から過去もあるんでしょう
さてこの方のなにが凄いかといいますと未来の展望を見つめながら現実社会もなのです
で民衆にはより良い暮らしというね
今風に言うと通行税の撤廃(実は当時滋賀~京都に行くのに20か所くらいの私的な関所があって、大部分は兵隊さん持ってる大寺院なんか)
それだけで物価は上がるじゃん 商品を移動の際に原価に莫大な通行税乗っちゃうわけですから
また独禁法なんかで物価を下げたり農業資本主義~商業資本主義への
産業改革、
治安維持や傭兵雇用で雇用対策等信長の治める領地って実は
暮らしやすい街ナンバーワンだったりなのです
でですね もひとつ特徴的なのがコロンブスの卵ではないですが
発想が掛け算と目的ありきの方法論なんです
当時の主要大名である武田や上杉、北条さんなんかは足し算方式で
お隣の領地を少しずつ奪って国力付けますという
信長さんの発想って答えが先にあってさてそれにはどうすればなんですね
毛利水軍に焙烙玉で船を焼かれ大敗したらだったらもえない船作ればいいじゃん
最強とうたわれた武田騎馬隊には 鉄砲で遠くから撃ち殺せばいいじゃん
さてそれにはどうしましょじゃないですか
現代の経営え言えばまあ当たり前の発想ですが
前近代にはなかなかないじゃないですか
1年中戦える傭兵にしちゃえと言っても
ではそいつらを喰わせる莫大なお金はどうします?
鉄砲や鉄の船の予算はどっから持ってくるの?でしょ?
当時の諸国の農業資本ではそれは無理なんですよね~
信長さんの発想って其処が凄くてですね
だったら産業改革しちゃえ 基幹産業かえてもっと効率よく儲けれるようにしちゃえ~
ということで商業資本にして言ったじゃないですか
これってとんでもないことなんです
時代が200年下って江戸中期でさえ 商業資本って駄目だったのです
農業が基幹産業ですって(ま、そこは「家康さんが取り入れた朱子学に毒された商業で儲けることは悪ですからですが)
それを強引に推し進めようとした田沼意次さんは結局失脚させられ
のちの世(現代)まで大悪人とされてるでしょ??
本来は経済感覚に優れた政治家なのですが
ということで続きます
歴史ってある天才が表れると結局今までのものが凄く古臭いことに色褪せちゃうのです
信長以前の戦国大名が古い時代の政策の方に見えちゃうのです
北条の支城システムなんか信長が出現しなかったら
すばらしいシステムで誰も落とせなかったかもなんですね~
結局あれが今まで落とせなかったのっていくら城を囲んでも
籠城されたら食料やらの補給ができなくなって囲みを解かざるを得なかったからでして
信長以前の社会システムだったらそうだったのです
兵隊さんは農民兵で農閑期を過ぎても戦に言ってたらお米が作れず
その年の国の収入はゼロです~となるわけ
またそれだけの兵隊さんを養うお金も捻出できずで
信長の商業主義となって初めて1年中戦える大軍勢の確保と
それをまかなう財政を確保できたのです
ま、天下を取るには金が要ると誰よりもわかってたお人といいますか
毛利元就さんなんかもそこはすごい分かってた方でしょうね~
続く