密教には四度加行という行がある
護摩なんかも含めた四種類の行を21座ずつ行うという行
これを通過してようやく密教というスタートラインに立てるという関門
逆に言えばこれを通過していない人は密教というものを授けられないのです
ま、密教というのは本や座学で分かるものではなく
あくまでも実践、体験型のものなのです
このいわゆる加行というものですが、行うとやはりいろいろと起きる
業の洗い出しと言われるものが起きたりするといわれる
自分の内面と対峙することによって、精神的な部分での様々な
物が出る
これが一番多いんじゃないかと思う(鬱やパニック的なものが)
あとは親兄弟と言った近親者に病気云々も出やすいと思います
ちなみに私の場合は、中々強靭なハートなので
外面世界に派手に出ました ははは
色々視えたり聴こえたり云々ということも多いと思いますが
その辺りは自分の内的世界であったり、一人称の世界での体験なので
中々人にはわからんし、確かめようがないですからね~
加行する前にはいわゆる略施餓鬼というものを行うのです
まずは未浄化の霊たちに施して行を邪魔しないでね~と
家のなかは所謂道場となっているので霊が寄れないので
自宅がマンションの私はベランダで行うのですが
ちょうど行いやすい場所がらんちゅう水槽の前なのでそこで行うと
水槽の水がみるみる減るのです
こんな感じで
ここまで入れてる水が
普通に水槽一杯の水がものの施餓鬼を行うとものの数秒で
この状態
これが何日も!!マジか~~~
水槽穴空いてんのか?と確かめるも全く空いておらず
座が終わると水を補充 すると全く水は減らない
流石にまずいと思い金魚を他の容器に移動して、なおかつ施餓鬼の場所を変えたら水は減らなくなりましたが
また仏様の壇にはこちらのいわゆる六器という六つの器に
お水や樒、塗香なんかを入れるのですが
行を始めるとお水(閼伽)と樒の器に入れる水がみるみる目の前で
減っていく(空になるくらい)
まあその手のことが普通に起きるのです
これは体験しないと分からないですが、まあ色々不思議は起きる
密教の行を行うことで何かが作用しているのでしょう
実際に
ただ実際にもっといろいろ起こったり視えたり聴こえたり云々という感じでというのは護摩行の時に一番起こる
護摩というのはダイレクトに本尊様なんかに通じやすいものなのかも
知れないし、護摩を一日三座焚くと、正直ぐったり疲れるのですが
体力的、精神的にはぐったりのはずですが
何故だか翌朝身体は軽い、いや~、大人になってからこんな軽い時はなかったぞレベルで!!
いわゆる霊障的なものがサクッと取れて体が軽い
そんな感覚はとてもある
護摩の炎というものは、よく言われるように浄化の炎でもあるのでしょう
加行なんか行うと、密教というものは仏の世界とつながるシステムというものをカリキュラムとして構築しているものだよな~
しかもそれを1200年とか続けている世界はすごいわな~と本気で思う
そりゃあ、昨今のスピ云々なんかに伝統的な宗教が負けるはずはないし
負けてはあかんですよね
実際負けてる(勢い的に)というのはシステムで負けてるわけではなく
現代の時代というものに即したアプローチができていない
それなんだと思います
その一つが、敷居の高さにもあるかと
お寺の場合は行かなければいけない場所ですが、スピ云々って
行かなくても自宅からネットで情報を得ることができる
そこの差はでかいでしょうな~と思うのです
ただその辺りもわざわざ行くからというものに重みをつけられれば
強みにもかえられますし
行くまでの導入部をうまく作れば、まだまだお寺さんも頑張れると思うんですよね~
実際、神社なんかは、自分のところで上手に仕掛けたり、メディアの
紹介云々でとても参拝客や信徒さんが増えてるとこもあるのですから
さてレポ