知り合いの友人が千葉の田舎に家を買うので見てくれと頼まれまして。
ちなみに破格の中古物件。
そりゃなんかある 笑
ま、何も教えられず行ってみると笑っちゃうくらいに駄目ですな。
完全に幽霊物件。
完全に幽霊物件。
だってリビングの天井の隅に女の人が髪振り乱して張り付いてるんだもん。
もうコリャ中よく見ずにパス。帰ります、といいたかったのですが
そういうときに限って引き止められちゃうじゃん。
でよくよくきいてみるとここ建てた家の奥さんが自殺なんです。
そりゃ普通パスじゃん。
でも私をつれてきたのは何とかして欲しい＆大丈夫と言って欲しいなんです。
完全にこの家に魅入られてますね。
ま、それはそれで仕方ない。
一応私じゃ無理だし薦めないけどね、普通はさ、
と話してでも買いたいんでしょ？
だったら考え方変えて浮いたお金で（普通に買うと1千万くらいは違うみたい）
300万円くらいかけて有名霊能者やら坊さんにお祓いなり供養してもらうのもありじゃん。
それでも得でしょ？って話ししたら目が爛々に輝いて。
ま、こりゃ駄目だな、とね。
で別れたのですが。その友人からはお金出すとちゃんと祓えるの？
ときかれまして。そりゃ無理でしょ。
世の中祓える物と無理なもんがあるから。
あの家に執着した奥さんも大変だが実はどうにもなんないことがあるんだけどさ、
って話をしときました。
そのかいたいひと、色んな霊能者に見せてるそうで皆さん女性を供養すればOKみたいに言ってるらしいが。
で私が感じたのはもっと根本な問題。其処の家の裏から凄い冷たい気が流れてきてて。
なんだ?と思って見ると小高い丘のようなとこが半分宅地化されてまして。
やっちゃったな、ってね。
多分この辺り元々里山みたいなもんで其処を開発してるんだと。
で里山の生き物や精霊とかが開発でその最後の小山に行ってるのだが其処まで開発
しちゃってるから。
そりゃ追い詰められたものって最後は切れるでしょ？
それがたまたまこの家に向いてたって感じで。
ついでに言うとこの辺りに多分稲荷かなんかの塚があってそれを壊したな、ってね。
でもしかしてここの家がそうだったのかも？
確かに力のある方なら女性は何とか出来るかもだが自然の怒りは鎮められないじゃん。
なのでここは正直むりだな、ってね。
開発だって最近はなんか里山を残したりしてるようだがやっぱりどっかに最後の逃げ道残した
ほうが良いと思うのです。
妖怪や陰陽なんか研究してる学者の小松さんなんかはそれを妖怪も住める街造りとか
言ってて（たしか）その通りって感じで。
でその夫婦結局どうすんのかな？って思ってたらやめたそうで。
奥さんがどうしても大反対したみたいで。
神風吹きましたね。
多分奥さんの背後が教えたのでしょうね、ほら、背後の守りって本人に何のサインも見せないがそういうときになんとなくやめようと思わせちゃうやり方だから。
で話は変わるが崇徳上皇の怨霊やらについて書いてる大森さんっているじゃん？
実はあの本凄い読みたいのだがとても恐くて読めないのです
書きながら憑依されてる感じがして。大森さん、かなり凄そうな内容です
誰か読んだ方いますか
