人生には3つの坂がある 欅に乃木坂、まさかの坂
齋藤飛鳥ちゃ~ん!!とばかりに握手会にコンサート、グッズに
自分の青春すべてぶち込んだ結果、俺もう40なのに、仕事も家庭も
貯金も何一つもってない!!
そんな自分にある日突然気づいても、それはもう手遅れ(私の友人)
そんな人生の坂を下っちゃうとどうにもならん
90年~2000年代の日本中を沸かせた格闘技ブームの中心人物のお一人が、人生には開けちゃいけないつづらがあって、
僕はそれを開けちゃったんだよね~とつぶやいてた
その箱を開けちゃったからすべて失っちゃったんだよね~
みんなも気を付けないとと力なくつぶやく
その漢の名は格闘技通信の編集長でもあり、元K-!プロデューサーの
サダハルンバ谷川!!(前髪も辛い)
さて日本を代表する幕末の英雄もまさかの坂を駆け下りちゃった感じがあるのです
その漢の名は坂本龍馬(詳しくはWIKI読んでね~)
その坂は徳川御三家、紀州藩との間で起こった通称いろは丸事件
龍馬たちが運航してた船と紀州藩の船が海上で衝突し、龍馬たちの船は沈没
その後紀州藩との間で訴訟でもめたが、あらゆる手段を講じた龍馬が、まさかの大勝利した事件なのです
龍馬ファンの間では、さすが龍馬、脱藩浪士が御三家に勝っちゃうなんて!!と絶賛の実話なのですが
実は私はこの事件でパーフェクト勝利をしたことが、まさかの坂に
拍車をかけて、暗殺という非業のクライマックスに向かったと感じるのです
人間まさかの坂を下るときって大抵人生で最高の瞬間であったり
頂点であることが多いのです
金髪、銀座、土地ころがしという漢ドリームのすべてを実現させた
千昌夫大先生のように!!
おお~、まさに金持ってんど!!の頃の千さんでしょう
IKZOのようの銀座でベコレベルじゃなく、両手にパツ金
銀座には丸源ビルが如く、
第100昌夫ビルを所有してたのでしょう!!
龍馬の場合は、勝ち目のない戦いに、鮮やかすぎるほどに完璧に勝ちすぎちゃったんですね
江戸時代って今では考えられないほどの身分差別社会
龍馬自身も土佐藩のいわゆる下士と呼ばれた身分で、上司たちにとっては虫けら同然だったのです
殴られようが、斬られようが仕方がない!!それくらいの
そんな土佐藩のしかも脱藩した浪士(脱藩=大犯罪人で、土佐藩が龍馬を捕獲したら、死罪になってもおかしくない)
が、天下の御三家相手に戦って勝つどころか戦うこと自体が普通はありえないんですよね(当時は脱藩の罪は許されていた)
しかも龍馬が鮮やかすぎるのです
船が沈没するとき、乗務員たちをみんな紀州藩の船に飛び乗らせて
龍馬は紀州藩の当直の士官がいないのを確認し(夜中なので)
証拠として航海日誌を奪ったんですね
すげえ胆力ととっさの判断力!!
訴訟も本来で言えば象とアリの戦いなのですが、万国法という世界標準の海の法律を持ち出し(当然日本ではそんなのは誰も知らない)
なおかつ盟友となった土佐藩の家老後藤象二郎なんかにバックアップしてもらい、
船を失い国を取る~と言うようなざれ歌をはやらせ世論に訴えたりして
訴訟も完全勝利しちゃったんです
ちなみに私はこの辺りも、実は龍馬の後ろには陰謀論的に言えば
外国の大きな勢力がついていて、そちらの圧力が一番の理由と思ってます
ここで龍馬はまさかの坂に手を出しちゃったんです
この方、大ぼら吹きで有名じゃないですか
訴訟の際に、実は船の積み荷に大量のライフルがあってそれも全部沈んだから、大量のライフル代も賠償させ、最終的に紀州藩から
ぶん取った額は164億円!!!
すげえ!!
ちなみに当時の龍馬って僕らの金八の海援隊という龍馬がつくった会社の社長さんで、残念ながら経営状態はちょっと前まで万年金欠の
零細企業(てか従業員への支払いさえ滞るレベル)
そんな会社が160億の金を手にいれちゃうなんてすごすぎる!!
ちなみに龍馬が主張した多量のライフルですが、どうやら龍馬得意の
はったりらしく、今のところ潜水調査でいろは丸を引き上げ
周囲の探索をしても1丁も出てきてません
ちょっとまさかの坂でやりすぎちゃいましたよね~
人間、人生の絶頂期は頂点を高くしちゃうよりも
底辺を長くして、傾斜を緩く緩くして、ゆっくり人生の下り坂を
降りる方がいいですね~
ただそういう生き方にすると、龍馬や谷川さんのように歴史を動かすような生き方は出来ませんが
どうやってまさかの坂を見極めるか??そんなのどえらい簡単で
今までの自分の足取りをみて、突然マンモスラッキーのビッグウェーブがやってきたら、まさかの坂を疑ってみる
とても大事なことです ちなみに私には未だにまさかの坂どころか
乃木坂や欅坂級の妻もやってこないのはどういうことでしょ!!!