金剛界だったか胎蔵界だったかの加行の最終日にある不思議なきっかけで我が家にやってきた摩睺羅伽様
当初はビロローンと琵琶を弾いて(というより琵琶の音をはじいての方がイメージに近い)
音の祓いの方かな~と思ってましたが
最近は、当然それのお働きもありますが、もちっと違う働きかも??
と感じることが多々あります
こちらの方ですが
じつはいわゆる神がかり状態にさせる方なんじゃないかと感じるのです
今風に言えばトランス状態というおしゃれな言い方もありますが
原始宗教や呪術なんかは歌って踊って神がかり~じゃないっすか
そんな感じの中の音楽で神がかり~
ちなみにご真言ももろに琵琶弾いてる音のご真言なのです
(こちらは内緒)
大黒天の略法の増益法というものの中で、略法で短くお手軽なのですが
その中にお酒を献杯~と言う内容がありまして
実際お酒を大黒様に献じるのですが
天部(この場合は大黒様)にお酒を献じて酔っぱらっていただいて
仏性を表に出すんだよ~と教えていただいたのですが
ま、酔っぱらわせて、ええよええよ~、お金でも何でも好きなものもってけ~みたいな
ははは
案外琵琶弾いて音楽奏でて~ってそういう意味合いもあるのかも
我々を神がかり状態にして、神仏と通じやすくするという
目的以外にも
ま、そんな感じで最近は本尊様の念誦の前に摩睺羅伽様の
念誦を入れてるのですが
何となくいい感じで通じやすくなるような、そんなイメージというか
願望があります ははは
ちなみにこの方、頭の宝冠に隠れてますが、頭の上に蛇が乗っていまして
wikiによれば、いわゆるナーガ族(我が家の仏様でいえばマナシ龍王)
わが家でいえばこの方
なんかはコブラを神格化したもので
摩睺羅伽さんは日本ではもっと身近なニシキヘビや多分アオダイショウあたりのへびを神格化したものだそうです
なのでマナシ様よりも我々日本人はコンタクトしやすいかも
見た目もマナシ様はやはりヒンドゥー的で摩睺羅伽は
仏教的というか日本的な神格にアレンジされてますからね
ちなみにマナシ様のようなヒンドゥー的な方々ってやはり
エキセントリックなイメージはとてもある
ダーキニー様にしても、あちらのいわゆる夜叉神的で日本のダキニ様よりもエキセントリックと言いますか
我々人間の都合優先というよりも自分たち、神や夜叉鬼神の都合(考え)優先で動くという感覚
例えば何かお願いなんかして、自分たちが思ってもみないような
っと惑っちゃうような働きをされて
いや~、そこまではお願いしてないんですが~
といっても、そんなお前ら人間の都合なんか知ったことではない
と言いそうな感覚なんですね
何となくなのですが、環境というものも神仏の性格にかなり影響してるかも
アジアの熱帯地方の神様たちって結構プリミティブでエキセントリックなイメージはやっぱありますね~
動物でいえば家畜化されていない野生感と言いますか
日本に入ってくると、家畜化して、穏やかに共存~といいますか
そんな感覚になるのは、やはり風土や気候、人種の性格もかなりあるのでしょうね~
日本の場合、厳しい亜熱帯という地域はなく厳しいというと東北のような厳しい寒さの地域になるので
やはり風土の差はかなりあると思います
やはり東北は東北でちょっと神仏(特に神さま)の毛色が変わる感覚はありますな