世の中ご利益信仰というものがある
ご利益をくれるからこの神さま信仰しますというもの
ま、ご利益って信仰の入り口ですから、
本来は目的ではない
もひとつおかげ様信仰というものもある
こんな良い生活できるのは神さまのおかげです～
という感謝ありきの信仰
多分境涯的にはこちらの方が上
新興宗教なんかだと、うちの神様を熱心に
信仰しないから不幸になるんだ～
的なことがいまだにある
ただ私なんかにするとよほどの理由がない限り、
神仏様が不幸にするってない
それこそきちんと祀らないといけないような
開眼物なんかを自らの意思で祀ってるのに、
きちんと祀んない～的な失礼がない限り
新興宗教の言う祀らないから不幸に～というよりは、
熱心に信仰してた時は神仏様が何とか
支えてくれてたけど、
祀るのやめたから支えがなくなって、
元のあるべき状況になったら、
案外不幸な状況～というのはあるかもしれない
ただ脅し文句のような病気になる、
事故にあう云々は、
別に神さまが起こすことではなく、
もしそうなったら、元からなるように
なってただけなんでしょう
皆さんお好きな神仏のご利益
神仏様がどういうお方かを考えないとと思うのです
まずはどんな請願を建てられてるか
（仏様の選手宣誓的なもの）
観音様のように衆生を救います～なのかみたいに
例えば衆生救済～の請願
皆さん、都合よくだったらなんでも叶えてくれるのね～と解釈しそうですが
救済というのは本来困った人や苦しんでる人を
助けることじゃないっすか～
あなたの願い通りの救済をしますとは書いてない
ということは観音様の思う救済の形になる気はします
さてその神仏様たちはどんな方か
私も親戚や友人じゃないので正直
想像するしかないのですが
多分広大な神通力をお持ちになってなおかつ
満ち足りた方だと思うのです
ついでにお心も綺麗ですばらしい方
ではそんな方にお願いするときって
どんな仕方がよいかと考えるのは大事かも
よくあるこんなにお布施したからかなえてくれるというのは多分違う
だって満ち足りてるからお金やモノが
本当に必要な方かというと違うじゃないっすか～
多分1万円も10万円も神仏様にしたら大差はない
多分お布施や玉串料なんかもどんな気持ちで
奉納するか、そちらの方が大事なんだと思うのです
次にどんな祈願ならかなえそうかな～ですが
ひたすら助けてください～というおすがりなんかでも、
神仏様って
多分なんでもお見通しなお方なのだと思うのです
うわべだけはバレる
助けてもらってその後はしらんぷり～なのか
助けてもらった後に
やっぱ神様はありがたいな～と信仰に変わるのか
これって大事
人間だってお金貸して助けた後、
それきりの方って嫌じゃないっすか
多分そういうとこも見てんじゃないかな～
オウム以降宗教アレルギーがやはり社会にはあって、
スピの方達なんかも神様は、仏様は宗教じゃありません～
と掲げるとこもありそうですが
いやいや、神仏様は宗教です、
仏様は仏教という宗教の中のお方じゃないっすか～
仏様にはブッタの教えを世に広める～という思いが
根本にあるので（確か）仏様のお気持ちに
沿うと考えればそりゃあ、
助けてもらってその後は知らん～
という思いの方よりも
助けていただいて、それが入り口になって信仰に～
という方がやはり助けてあげたいと思うのが人情
ま、仏様のようなお偉い方はそんな分け隔ては
ないのかもですが
ただ願いって直接ダイレクトに仏様に届くというよりも
ご眷属様を介して届けられる場合が多い
そう考えたらご眷属様が、
年賀状配達のワルな郵便局のバイトの如く
こんな奴の願いなんか届けられるかYO
ということで川にそのまま投げ捨てたり、
配達せずに自分の部屋に置いとく場合だってあると
思うのです
祈願の内容だって、
それって神仏様にお願いする内容か？
そりゃ失礼じゃないか？
そんな風に眷属様が取捨選択すると思うのです
だって神仏様って聖なるお方ですし、
神道や仏教の世界のお方なので
神道や仏教の考えに沿わないようなことって
普通に却下でしょ～
金運向上～なんかでも、反社的な方々が、
これを資金に麻薬を購入して～
というものだったらあかんでしょ～
怨敵退散～なんかもよほどの大儀がない限り
普通にあかんでしょ
いくら嫌いなお局を～でも、
そのお局が事故に合えばいいという祈願なん
てあかんでしょうし
そういう場合は今の現状（いじめという状況）
なんかを退散してくださいの方が
やはり教えには適した祈願なんだと思うのです
