我が家は陰陽（陰陽道というほどのものではないのであえて陰陽）をやっていたと言っても京の都のような華やかな場所ではなく
滋賀の山奥なので当然陰陽がメインではなくメインは庄屋様だったのです
名古屋人の私はちびっ子の頃の幼馴染なんかにも家康さんの三河以来の忠実な部下である旗本の子孫なんかもいて
歴史マニアなちびっこであった私にしたらうらやましいったりゃありゃしない！！
ちなみにちびっ子の頃の憧れの人物はお相撲さん（相撲レスラー）と忍者！！ははは
いまだ髷も結ってない新入りの15，6くらいのお相撲さん見ても尊敬のまなざしですから！！
〇〇君のとこ旗本なんだよね～ いいな～
カッコいいよね～、刀や鎧なんかも伝わってって～といつも言ってたのです
家に行くと鎧も刀も飾ってある（のですが後に彼の家は単なる分家と判明、鎧も刀も子供の日用のイミテーションでした 道理で小さいはず！！）ははは
そんな感じで歴史マニアの私は彼のご先祖様のお墓に興味津々！！
ちびっ子の頃から異様に墓地好き＆歴史マニアなので当然ですが
ということでママさんにお願いして車で菩提寺に連れててもらったのです（名古屋は当然車社会）
さてお墓につくとやはりなかなか立派なお墓！！
旗本は違うよな～と思い手を合わせる
な～んか線香臭いにおいが漂い疲れ果てた今の感覚でいうと50近い中間管理職のようなお侍さんが現れる
身なりはしっかりしてますがストレスで髪は白いし薄い（うすい君状態）
おっさん誰？？と思う暇もないほどにご先祖さまだ～とヒデキのように（当然松井）感激でカレー喰っちゃう！！
きみね～、武家なんかにならない方がいいよ
旗本なんて聞こえはいいけど実態は喰えない家の方が多いんだから
うちはまだ三河以来でなんとか役職にもありつけ生活はできるけど
もっと小さいとこはみんな内職して糊口をしのいでる
うちだって役職はあっても同僚からに嫉妬やいじめでワシャもうつらい！！
そんな内容を長々と話すのです
おっさん、子供に何話してんだ！！と今なら突っ込みますが当時は素直にへ～、へ～、へ～とタモさんのなんかの番組のようにへ～を連発
（おならじゃないYO)
旗本というものもつらいね～ 今でいう格闘家なんかと同じで
雑誌なんかで顔は見ても実際は「ファイトマネーでは食べれずにバイトバイトの日々
ジムに行けば会長や奥さんの顔色見たり、後援会のおっかない方々に気を使ったりもう大変！！
そんな感じですな！！
家康公が豊臣家を倒して天下人になるまでは貴重な戦力でしたが
国内に敵がいなくなり、多くの武士たちは正直無用の存在になりましたからね～
自分たちではお金を生産することはできずに、名ばかりの役職でお給料をもらう存在
そりゃあ正直幕府や藩にしたらお荷物っすよね
会社だったらリストラしたい方々ですもん
しかも刀持っておりゃ～！！とやってたような人たちの子孫が
事務職なんか向いてるわけもないし
なかなかストレスですよね～と思ったりします
ちなみに幼馴染の〇〇君 結局は先祖と同じようにお役所勤めになり
中々なストレスを抱えた日々を送ってます」ははは
