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孫という宝物 

実家に帰ると両親と甥っ子たちとの関係を目にする

両親にとって甥っ子たちは孫で何があってもかわいいようです

 

憎まれ口叩かれようが可愛くて仕方ない

ただそばに寄ってきてくれるだけでうれしい

 

実家は3世帯用の住宅だったので兄の家と両親宅は廊下でつながっている

玄関は別々

 

両親は孫たちがやってきやすいようにいつも廊下の扉を開けている

冷蔵庫にはジュースやお菓子を常備して

食べ物で釣ろうともしている 中々涙ぐましい努力

 

孫たちは成長するにつれ口も徐々に悪くなっている

憎まれ口だって叩いてる

それでも両親はうれしい

 

私は祖父という存在は知らないのですが 孫たちをみていると

どうやらじいちゃんというのは一番最初の親友なのかもしれない

 

庭で遊んだり家の中で遊んだりと楽しそう

おばあちゃんは多分絶対的な安心感のある甘えれる存在

母性の固まりなんだと思う

 

おっかないお母さんと違ってどんなに悪さしても注意はしても怒らない

圧倒的な安心感と信頼と甘えれる存在

 

孫たちにとってどっちが好きなんだろうと気になる

母的には自分のほうが好かれていると思っているみたい

 

客観的に見てみると よくわからない

爺さんの記憶のない自分にとって 最初の親友のおじいちゃんという存在は

ちょっとうらやましいかもとも思う

 

孫に対する母親の姿を見ていて ああ、私もおばあちゃんにこんな風に

愛情いっぱいに愛されてたんだな~と思う

 

孫の憎まれ口を見ていると ちびっこの頃あんな憎まれ口なんか言わなきゃよかったと思う

中学生くらいになって祖母離れして

祖母が干渉してくることに うっとおしいという接し方してた自分を

凄く反省する

もっともっとたくさん話せばよかったな~と

 

大学になって一人暮らしをしてからは 実家には滅多に帰んなくなって

たまに実家に帰って 年老いた祖母が

帰るときに 今度はいつ帰ってくるのといつも涙ぐみながら聞いてくるのを

 

思い出して涙が止まらない

ああ、おばあちゃんは僕が帰ってくるのを毎日毎日首を長くして待ってたんだなあと思うと

胸がいっぱいになる

年老いて一人の時間が長くなってた時 多分孫の顔を見るのが楽しみで仕方なかったんだと思う

 

もっとたくさん顔を見せに帰ればよかったと思う

もっとたくさん話をしてあげればよかったと思う

 

まだ結婚しないの?とよく聞かれたけど 多分お嫁さんや曾孫の姿

本当は見たかったんだろうなと思う

 

今でも年に何度は朝方現れるけど

多分今でもおばあちゃんの中ではちびっこの頃のままで

心配で心配でたまらないのだと思う

 

子供のころからの一番の心配はおばあちゃんが死ぬことで

今でも年に何回かはおばあちゃんが死ぬ夢を見て 泣くことがある

ちびっこの頃は夜必ず おばあちゃん死なないでねと言って寝ていたけど

 

近所のおばちゃんが 祖母がそれを嬉しそうに話してたよと言っていた

多分おばあちゃんに出来た唯一の孝行ってそれだったのかもしれない

 

本当にうれしかったんだろうなと思う

ふと思い出したので

 

孫たちがいつまでもおじいちゃんおばあちゃんになついていてくれることを

心底願います

 

実家に帰るたびに 孫を産んでくれた兄とよ兄の嫁にはちょっとだけ感謝してます

両親の生きがいを産んでくれたことに

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